パリ・サンジェルマン(PSG)は27日、リーグ・アン第37節でストラスブールと対戦し1-1の引き分けに終わった。この結果、PSGが2年連続11度目のリーグ制覇を達成した。なお、ストラスブールのGK川島永嗣はケガのため欠場、MF鈴木唯人はベンチ入りも出場機会はなかった。

引き分け以上でリーグ連覇の決まる首位PSG(勝ち点84)は、前節のオセール戦からスタメンを3人変更。マルキーニョス、ファビアン・ルイス、エキティケに代えてビチャーブ、ヴィティーニャ、レナト・サンチェスをスタメンで起用した。

引き分け以上で1部残留が決定する15位ストラスブール(勝ち点39)に対し、立ち上がりからボールを保持するPSGだが、激しいプレスでビルドアップに制限をかけられ、なかなかシュートまで持ち込めない時間が続く。

それでもPSGは、29分にセットプレーから最初の決定機を迎える。メッシの左CKを中央でフリーとなったレナト・サンチェスが右足ボレーで合わせたが、シュートはGKセレスのファインセーブに防がれた。

チャンスを逃したPSGは38分にピンチ。自陣からのロングパスをボックス手前で競り合ったディアラが頭で落とすと、これを拾ったディアロがミドルシュート。しかし、これは右ポストを直撃し難を逃れた。

ゴールレスで迎えた後半もう膠着状態が続く中、PSGは59分に先制する。ダニーロのロングパスをボックス左で収めたムバッペが折り返すと、走り込んだメッシがゴールエリア左手前からシュートをゴールに突き刺した。

先制したPSGだったが、79分に追いつかれる。ボックス右から侵入したガメイロの折り返しをサンソンがダイレクトシュート。これはGKドンナルンマに弾かれたが、こぼれ球に素早く反応したガメイロが飛び出したGKの上を抜くチップキックシュートでゴールに流し込んだ。

結局、試合はそのまま1-1でタイムアップ。勝ち点1を分け合った両者は、PSGが2年連続11度目のリーグ優勝を、ストラスブールが残留を決めている。

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