ヴィッセル神戸からの退団を発表した元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、元チームメイトであるバルセロナのMFセルヒオ・ブスケッツとのビデオ通話の模様をアップした。

25日、イニエスタは記者会見を実施。今シーズンまでの契約がある中で、今夏早期に退団することを発表した。

今シーズンはケガでの出遅れなどもあった中、チームのスタイルが変わり出番が激減。現状を受け入れながらも、ピッチ上でプレーをしたいという意思を伝え、退団が決定した。

今後の去就はまだ不明としながらも、現役を続けたい意向を示したイニエスタ。神戸としてのラストマッチは、7月1日になるが、6月6日には、古巣であるバルセロナとの一戦を控えている。

イニエスタは、ブスケッツとのビデオ会話をインスタグラムで公開。自身のプランを明かした。

イニエスタは退団会見をした日にブスケッツと話したとのこと。「今日、日本での退団の記者会見をしたばかりだよ」と伝えると、ブスケッツは「いつが最後の試合?」と質問。イニエスタは、「2つのうち1つは君たちとの試合だよ。6月6日。君が来てくれることをみんなが期待しているよ」と、6月6日の対戦を楽しみにし、ブスケッツの来日を望んでいるとした。

ブスケッツも自身がカンテラ時代から過ごしたバルセロナを今シーズン限りで退団することが決定。イニエスタとの試合が、バルセロナでのラストマッチとなる。

また、イニエスタは「そして7月1日だ」と札幌戦も最後であると伝えた。

その親善試合ではイニエスタは驚きのプランを持っているとのこと。「アイデアとしてはバルサとヴィッセル、半分づつでプレーすることだ」と、どちらのチームでも出場したい意向を示すと、ブスケッツも「本当に?」と驚き。イニエスタは「少し昔を思い出しながら楽しめたらなって」と伝えると、「監督もプレーすればいいんだよ(笑)」とブスケッツはかつて中盤を形成したチャビ・エルナンデス監督もピッチに立つべきだと冗談混じりに語った。

イニエスタは国立競技場での開催についても言及。「素晴らしいのはスタジアムだよ、日本の国立競技場だからね」と語り、「前回のオリンピックが行われた場所でとても良いスタジアムだよ」と語った。

ブスケッツはこれまで何度か来日した際の素晴らしい思い出についても言及。日本のファンの熱烈な歓迎は素晴らしい思い出として残っているようだ。



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