リバプールのユルゲン・クロップ監督がギニア代表MFナビ・ケイタへ惜別の言葉を送った。クラブ公式サイトが伝えている。

ケイタは2018年夏にリバプールへ加入。新たな司令塔としての活躍が期待されたが、度重なる負傷や波の激しいパフォーマンスもあって主力には定着できず、今季もプレミアリーグでわずか8試合の出場にとどまった。

こうした状況もあり、ケイタとリバプールの契約は今季までとなっていたが、選手側が出場機会を望んだことで延長交渉は決裂。5年間を過ごしたクラブからの退団が決定した。

リバプールではポテンシャルを発揮しきれなかったケイタだが、クロップ監督はその才能を惜しんでおり、チームに十分貢献してくれたと強調している。

「ナビは並外れたフットボーラーだ。おそらく、いくつかのケガが原因で、彼がやり遂げたであろうことが妨げられてしまった」

「とはいえ、これまでのリバプールのビッグゲームを見てほしい。ナビがどれだけ頻繁にスタメンに名を連ね、どれだけ頻繁に素晴らしいプレーをしていたか、きっと驚くだろう」

「彼はこのチームで本当にうまくいっていたからこそ、どこかしらをケガしたり筋肉を痛めたりしたのは、少し残念だ。でも、瞬間瞬間を見てみれば、彼は間違いなくワールドクラスだった」

「彼の幸運を祈っている。なぜなら、彼はここリバプールで絶対的な勝利を収めたからだ。残りの人生でも、最高の幸運を得られるよう祈っている。彼はそれに値する選手だからだ」

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