マンチェスター・シティのドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンがイギリス『BBC』で喜びを噛みしめた。

3日のFAカップ決勝でライバルのマンチェスター・ユナイテッドと対戦したシティ。一度は追いつかれたが、終わってみればギュンドアンの2発で競り勝ち、4季ぶり7度目の優勝を決めた。

シティはこれでプレミアリーグに続く2冠目。トレブルまでチャンピオンズリーグ(CL)を制すのみとなり、殊勲のギュンドアンもFAカップ優勝の喜びとともに、欧州制覇に目を向けた。

「決勝戦での勝利はいつだって格別だし、すべてのトロフィーが特別さ。このグループはそれにふさわしいよ。僕らは本当に良いプレーをしたし、もう1つのトロフィーを掲げるのにも値すると思っている」

また、大会史上最速となる先制ゴールも解説。シュテファン・オルテガのキックから、アーリング・ハーランド、ケビン・デ・ブライネが絡んだ見事な電光石火弾をこう語っている。

「アーリングにロングボールを送り、セカンドボールを拾って速攻を狙ったんだ。(あの形からのゴールは)今季初だったんじゃないかな」

「ボールが素晴らしいところにこぼれて、僕はただ打つだけだった。それがなかなかの当たりで決まったから、アメージングだったよ」

そんなギュンドアンだが、ピッチ外では今季最終年の契約状況とあって、去就が注目の的。新天地になるうるクラブ名もいくつか挙がり、移籍ベースの話が加熱中だが、何の決まり事もないようだ。

「このクラブで評価され、特別な存在だと感じるのに、こんな日は不要だ。まだ何も決まっていないから、どうなるか見ていきたい」

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