レアル・マドリーは4日、元フランス代表FWカリム・ベンゼマ(35)の退団を発表した。

ベンゼマは2009年7月にリヨンから完全移籍でマドリーに加入。14シーズンにわたってマドリーでプレーを続けた。

21歳で伝統あるクラブに加入し、かつてのエースであるラウール・ゴンサレス氏や、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド(アル・ナスル)など、数々のストライカーたちと共演。C・ロナウド退団後は、その得点力が再び発揮されゴールを量産。2022年のバロンドールを受賞した。

マドリーでは公式戦通算647試合に出場し353ゴールを記録。出場数は歴代5位、ゴール数は歴代2位という偉大な記録を残している。

チームとしてもここまで25個のタイトルを獲得。ラ・リーガで4回、チャンピオンズリーグで5回、コパ・デル・レイで3回、クラブ・ワールドカップで5回など輝かしい功績を残しており、契約が残り1年となった中で退団の噂が浮上。最終節を前に正式発表がされた。

クラブはベンゼマの退団決定の声明とともに、活躍を称えている。

「レアル・マドリーでのカリム・ベンゼマのキャリアは、行動とプロフェッショナリズムの模範であり、我々のクラブの価値観を体現してきた。カリム・ベンゼマは自分の将来を決定する権利を獲得した」

「マドリディスタと世界中のすべてのファンが彼の幻想的でユニークなサッカーを楽しんでおり、そのおかげで彼は我々のクラブの偉大な神話の1人となり、サッカー界の偉大な伝説の1人となりました」

「レアル・マドリーは今も、そしてこれからも彼の故郷であり、彼は自分と家族全員が人生のこの新たな段階で最善を尽くせることを願っている」



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