ミランは4日、セリエA最終節でヴェローナをホームに迎え、3-1で勝利した。

前節ユベントスとのシックスポインターを制してチャンピオンズリーグ出場権を獲得した4位ミラン(勝ち点67)は、現状のベストメンバーを送り込んだ。

降格圏の18位ヴェローナ(勝ち点31)に対し、ジルーを最前線に、2列目に右からメシアス、ブラヒム・ディアス、レオンと並べたミランが押し込む展開で推移する。

26分にはメシアスがミドルシュートで牽制するも、前半半ば以降も膠着状態が続いた。

しかしハーフタイム間際の45分、ルーズボールに反応したブラヒム・ディアスがボックス内でデパオリに蹴られてVARの末にPKを獲得。これをジルーが決め、ミランが1点をリードして前半を終えた。

迎えた後半もミランがボールを握りながら時間を進めていく。しかし71分にブラヒム・ディアスをお役御免とした直後に失点する。スローインの流れから、ラゾビッチに左サイドゴールラインぎりぎりの位置で折り返されると、ファラオーニにヘッドで押し込まれた。

それでも85分にレオンのコントロールシュートで逆転したミランは追加タイム2分にもレオンがドッピエッタとし、3-1で勝利。白星でシーズンを終えている。

一方、敗れたヴェローナは17位スペツィアと勝ち点で並び、残留プレーオフを戦うことになった。