バレンシアは9日、トルコ代表DFジェンク・エズカジャル(22)の買い取りを発表した。

エズカジャルは長身センターバックで、母国の複数クラブを経て、2020年夏にリヨン入り。2021年7月からベルギーのルーヴェンに貸し出され、今季からバレンシアに舞台を移した。

バレンシアでもローン加入となり、公式戦21試合に出場。一時は降格危機に瀕したりと不振のチーム状況のなか、自身も当初こそサブが続いたが、徐々に信頼を掴み、出番を増やした。

そうしたパフォーマンスぶりもあって、バレンシアがローン契約に付いた買取オプションのトリガーを引いた格好に。新たな契約は2028年6月30日までとなる。

なお、買取オプションの行使額は明らかにされていないものの、移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、500万ユーロ(約7億5000万円)だという。