9日、明治安田J3リーグ第3節の4試合が各地で行われた。

開幕3連勝を目指すFC大阪は、アウェイで開幕2連敗の降格組・ツエーゲン金沢と対戦した。

順位表の上と下の対決。開幕2試合の結果の通り、FC大阪ペースで進む。開始6分、ロングスローと見せかけて繋ぐと、左サイドからの長いクロスをボックス内で競り勝った秋山拓也がヘッドで合わせ、FC大阪が先制する。

さらに29分、金沢はGKを使ったビルドアップを試みるも、GK山ノ井拓己がコントロールミス。プレスをかけられ苦し紛れにクリアすると、これをボックス手前で久保吏久斗が拾い、ボックス内の田中直基へパス。ボックス内で受けた田中は、無人のゴールにしっかりと決め切り、リードを2点に広げる。

FC大阪が2点リードで迎えた後半。金沢は後半頭から入った杉浦恭平がダイビングヘッドで51分に1点を返すも、57分にはFC大阪が齊藤隆成のシュートで再びリードを2点とする。

それでも諦めない金沢は63分にクリアボールをボックス手前で小島雅也が強烈な右足シュート。これが決まり1点差とする。

1点差に迫られたFC大阪は69分に3選手交代。すると、直後にいきなりゴール。投入された利根瑠偉からのクロスを島田拓海がダイビングヘッドで決めて、4点目を奪う。さらに72分には敵陣でボールを奪うと、ボックス内左を仕掛けた久保吏久斗のクロスを畑尾大翔が頭でクリアできずにそのままゴールへ。FC大阪が5点目を奪うと、81分にもオウンゴールで追加点。2-6の大勝を収めて開幕3連勝。金沢は、まさかの3連敗スタートとなった。

また、その他の3試合は全て1-1のドロー。連勝スタートのSC相模原はAC長野パルセイロとアウェイで対戦し、ビハインドの中87分にブルーノ・サントスがネットを揺らして追いついて勝ち点1を獲得。暫定2位につけている。

◆明治安田J3リーグ第3節
3/9(土)
松本山雅FC 1-1 Y.S.C.C.横浜
AC長野パルセイロ 1-1 SC相模原
カターレ富山 1-1 奈良クラブ
ツエーゲン金沢 2-6 FC大阪

3/10(日)
《13:00》
FC今治 vs アスルクラロ沼津
ガイナーレ鳥取 vs テゲバジャーロ宮崎

《15:00》
FC岐阜 vs カマタマーレ讃岐

4/20(土)
《14:00》
いわてグルージャ盛岡 vs FC琉球

4/21(日)
《13:00》
福島ユナイテッドFC vs 大宮アルディージャ
ヴァンラーレ八戸 vs ギラヴァンツ北九州