これも名将の手腕なのだろうか。

2022年夏からレバークーゼンを指揮し、今季で2年目のシャビ・アロンソ監督。今季はここまでの全公式戦38試合で無敗と無類の強さを発揮し、ブンデスリーガでは絶対王者バイエルンに10ポイント差をつけて首位を独走している。

レバークーゼン残留が濃厚とは言われているものの、自身の古巣であるリバプールやバイエルンなどから強い関心も寄せられているシャビ・アロンソ監督だが、またその株をあげるようなエピソードが生まれた。

レバークーゼンの公式X(旧ツイッター)が「驚かないで…これがシャビ・アロンソ効果」といて公開したのは、スペイン代表DFアレハンドロ・グリマルドのFK練習での一幕だった。

ボックス右の角度のない位置からのFK。1本目は難なくGKにキャッチされてしまっていたが、それを見たシャビ・アロンソ監督がボールの軌道についてなのか何かしらのアドバイスを送る。

すると、そのアドバイスを聞いたグリマルドの2本目は、枠外から落ちるような軌道でゴール左のサイドネットへと吸い込まれていった。

一連の流れを見たファンからは「一体何を言ったんだ!?」、「一発で習得するのもすごすぎる」、「魔法でも使ったのか?」、「全然違う」と驚きの声が多く寄せられている。

今シーズンのレバークーゼンで左ウィングバックというポジションながら公式戦二桁ゴール二桁アシストという驚異的な成績を残しているグリマルド。やはりその成長にはシャビ・アロンソ監督の存在が大きく関係しているのかもしれない。