バイエルンのスポーツ部門取締役を務めるマックス・エバール氏が、オーストリア代表を率いるラルフ・ラングニック監督の招へい失敗について語った。ドイツ『スカイ・スポーツ』が伝えた。

トーマス・トゥヘル監督が今シーズン限りでの退任を発表して以降、後任探しに動いているバイエルン。レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督、ドイツ代表のユリアン・ナーゲルスマン監督の招へいが叶わなかった中、かつてRBライプツィヒなどで指揮を執ったラングニック監督に目をつけたが、これも断られてしまった。

4日のブンデスリーガ第32節で行われたシュツットガルトとの上位対決を1-3で落としたバイエルンだが、試合前にはエバール氏が監督探しについてコメント。ラングニック監督からの拒否は予想外だったという。

「人は人生において決断を下すものだ。そして、それは我々にとって驚きだった」

「これが現状であり、これから先に進む。もうこの話はしたくない。終わったことだ。我々がバイエルンで見たいと熱望していた候補者の1人だった」

また、3月にバイエルンへとやってきたエバール氏は、就任直後から着手している後任探しがなかなか終わらない状況を嘆いている。

「それ(監督探し)は最初から我々が抱えていた課題だった。3月に(仕事を)スタートした時、新しい監督を探さなければならないとすでに言われていた。我々は真剣に取り組んだ。とてもとても慎重に、とてもとても良心的な方法で解決しようとしている」

「可能な限り迅速に、可能な限り適切な監督を見つけると常に言ってきた。本当に望んでいた候補者が辞退した場合、しばらくは話し合いを続けなければならない。だが、きっと我々は適切な監督を見つけるだろう」

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