ボローニャのチアゴ・モッタ監督(41)のユベントス行きが近づいている。イタリア『ラ・レプブリカ』が報じた。

17日、ユベントスはマッシミリアーノ・アッレグリ監督(56)をシーズン終了を待たずして解任。先日コッパ・イタリアを制したばかりだが、試合終了間際の第4審への振る舞い、試合後のスポーツ・ディレクター(SD)のクリスティアーノ・ジュントリ氏、イタリア『トゥットスポルト』の記者への振る舞いや発言が問題視された。

シーズン終了まではU-19チームを率いるパオロ・モンテーロ監督(52)が暫定で指揮を執る見込みだが、新シーズンは予てからアッレグリ監督の後任候補として挙がっているボローニャのモッタ監督を招へいする見込み。すでに個人間では口頭合意に至っており、2年+1年の延長オプションの条件で契約へと向かうようだ。

一方、6月末でモッタ監督との契約が切れるボローニャも、最後まで引き留めを諦めない構えとのこと。41歳の指揮官と共に今シーズンの5位以内を確定させたこのクラブは、来シーズンはチャンピオンズリーグ(CL)を戦うことになる。

奇遇にも、20日に行われるセリエA第37節では、勝ち点「67」で並ぶ3位ボローニャと4位ユベントスが直接対決。モッタ監督にとっては、ユベントスファンへの顔向けの一戦となる可能性もある。

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