ユベントスは20日、セリエA第37節でボローニャと対戦し3-3の引き分けに終わった。

18日にマッシミリアーノ・アッレグリ監督を解任し、パオロ・モンテーロ暫定監督で試合に臨む4位ユベントス(勝ち点67)は、ミッドウィークに行われたコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦からスタメンを3人変更。GKペリンやマッケニー、ニコルッシ=カヴィーリャに代えてGKシュチェスニー、ロカテッリ、ミレッティをスタメンで起用した。

リーグ戦8試合負けなし中と好調の3位ボローニャ(勝ち点67)に対し、ユベントスは開始早々に失点する。2分、右CKのこぼれ球をボックス右で拾ったカストロが折り返すと、DFダニーロにディフレクトしたこぼれ球を最後はカラフィオーリがゴール左にダイレクトシュートを叩き込んだ。

早い時間の失点でボローニャに主導権を握られたユベントスは、11分にもウルバンスキの左クロスからゴール前に走り込んだカストロにヘディングシュートを決められた。

その後も決定機はおろかシュートまで持ち込めない苦境が続くユベントスは、37分にブレーメルがバイタルエリア手前からミドルシュートを放ったが、これは相手選手のブロック。結局、前半は枠内シュート0本で終了した。

0-2で迎えた後半、ユベントスはミレッティと カンビアーゾを下げてウェアとアルカラスを投入。すると開始早々の47分、中盤でのボール奪取からカウンターを仕掛けると、キエーザとのパス交換でボックス左に侵入したラビオが決定機を迎えたが、シュートはGKスコルプスキに弾かれた。

良い入りを見せたユベントスだったが、53分に再び失点する。カラフィオーリのタックルでヴラホビッチからボールを奪うと、こぼれ球をウルバンスキがワンタッチでボックス手前に送ると、カストロの落としを受けたカラフィオーリがそのままボックス内に侵入。飛び出したGKの上を越すチップキックシュートでゴールネットを揺らした。

その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指すなか、ユベントスは76分に1点を返す。左サイドでボールを奪ったイリング・ジュニアがアーリークロスを供給すると、味方にディフレクトしてボックス手前にこぼれたボールをDFルクミがクリアミス。これを奪ったキエーザがボックス内まで侵入すると、冷静にゴールネットを揺らした。

1点を返し勢いづくユベントスは83分、ボックス左手前で獲得したFKをミリクが直接狙うと、壁にディフレクトしたボールがゴール左に突き刺さった。さらに84分には敵陣でベウケマのパスをカットしたユルドゥズがペナルティアーク手前からミドルシュートをゴール左隅に突き刺し、試合を振り出しに戻した。

結局、試合はそのまま3-3でタイムアップ。同勝ち点で並ぶ上位対決は勝ち点1を分け合う結果となった。

CL決勝は6/2 午前4時キックオフ
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