ミランはフランス代表DFテオ・エルナンデス(26)の要求を呑むか否か…。

バイエルンからの関心が浮上しているテオ。左サイドバックとして世界No.1との呼び声も高いアタッキング能力を有し、ミランではゲーム主将を担う試合も珍しくない。脂の乗った素晴らしいフットボーラーだ。

そんなテオ、ミランとの契約は2026年6月まで残しており、通常なら現在は双方ともにさほど延長交渉を急ぐ時期ではない。しかし、テオはミランに対して大幅な昇給を求めていることが周知の事実となっている。

イタリア『カルチョメルカート』いわく、テオは現在の年俸“純額”400万ユーロ(約6億8000万円)から、800万ユーロ(約13億6000万円)へのアップを希望。

テオとミランは相思相愛であり、上述のようにバイエルンから関心も、選手に移籍の意思はない。ただ、経営者が2倍もの賃金アップをすんなり呑むはずもなく、よってテオの契約云々はデリケートな話題となっているのだ。

契約交渉そのものはオープンに話し合われる見通しで、いずれにしてもミランが主導権を握る協議となるようだが、果たして。

バイエルンは兄リュカ・エルナンデス(現PSG)が在籍していた頃からテオの代理人の連絡先を保有。現在、テオを巡って水面下で頻繁に連絡を取り合っているとも伝えられている。