ユベントスはイタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾ(24)を売却する意思はないようだ。

ジェノアの下部組織出身であるカンビアーゾは、2022年夏にユベントス加入。初年度はボローニャへレンタル移籍で出されるも、今シーズンからチームに復帰すると完全に主力へと定着して、ここまでセリエAで34試合2ゴール3アシスト、コッパ・イタリアで5試合1ゴール3アシストの成績を残している。

16日に行われたコッパ・イタリア決勝のアタランタ戦では決勝弾のアシストも記録し、評価が上昇中のカンビアーゾ。複数のクラブが関心を寄せている中で、移籍市場に精通するアルフレッド・ペドゥーラ記者によると、プレミアリーグでトップ4フィニッシュを果たしたアストン・ビラが接触したとのことだ。

戦力増強を目指すビラは、カンビアーゾ獲得のため4000万ユーロ(約67億8000万円)のオファーを提示した模様。しかし、クラブに売却の意思はなく、オファーを断ったようだ。

財政難に苦しむユベントスだが、カンビアーゾはチームの戦力として保持し続けたい構えとのこと。現在の契約は2027年夏まで残っているが、クラブは条件を改善した新契約も検討しているという。

すでにフットボール・ディレクター(FD)のクリスティアーノ・ジュントーリ氏と代理人の間で、会談の場が設けられた模様。選手本人はユベントスでのキャリア継続を希望していることから、交渉は順調に進むと予想されている。


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