韓国・Kリーグ2の水原三星ブルーウィングスに所属する日本人MF小塚和季(29)が一発退場だ。

21日、Kリーグ2・第14節の忠南牙山FCvs水原三星ブルーウィングスが行われ、アウェイに乗り込んだ水原三星は0-1と敗れている。

この一戦でダブルボランチの一角として先発出場した小塚。35分、前を向いてドリブルで持ち運んだところ、相手選手にユニフォームを引っ張られてしまう。

これに主審が笛を吹き、相手選手にイエローカードが提示されるわけだが、小塚は瞬間的に苛立ちが生まれたのか、主審の笛でプレーが切れる直前に相手選手の顔面へ肘打ち。相手選手へのイエローに続き、小塚にはレッドカードが提示された。

小塚は昨年7月に川崎フロンターレから水原三星へ移籍。韓国屈指の人気クラブですぐに主力の座を掴んだが、水原三星は2023シーズンのKリーグ1最下位により、クラブ史上初の2部降格という憂き目に。

今季は序盤戦こそ比較的快調に勝ち点を積み上げるも、第10節から3連敗。そして、小塚の一発退場で数的不利となった第14節・牙山戦…90+4分の被弾で0-1と敗れ、とうとう4連敗となった。

苦しいチーム状況下、レギュラーポジションのある小塚には責任感もあり、それが裏目に出たのかもしれないが、やはりこの行為・退場はいただけない。