夏の甲子園宮崎大会を前に。4日は、大会第1シード・延岡学園を紹介します。

延岡学園野球部は創部59年。2013年には、夏の甲子園で県勢初の準優勝を果たしています。

今年のチームは、去年秋の九州高校野球県予選と今年の県選手権で優勝。第1シードとして大会に臨みます。

(延岡学園 川田一憲監督)
「つなぎの野球をモットーとしているので、相手からノーヒットでも1点をとれる。相手のミスでこちらは隙を作らない。野球をすれば結果はついてくると思います。みんなでベンチ入り以外もスタンドにいる選手一体となって、1つ1つ向かっていけたらいいです」

投手陣を引っ張るのは、2年生ながらプロ注目・マックス153キロのストレートが武器のエース・藤川敦也投手と、キレのあるボールが持ち味の3年生の工藤樹投手です。

(藤川敦也投手)
「第1シードとして意地とプライドを持って11年ぶりの甲子園出場を目指します。3年生をしっかりサポートして、3年生の最後の夏がいい形で終われるように頑張ります」

(工藤樹投手)
「全員で一つずつ勝ちにこだわっていきたいです。相手を圧倒するようなピッチングで、チームに勢いをつけたいです」

大所帯95人の部員をまとめるのは小林虎太郎主将。扇の要としてチームを引っ張ります

(小林虎太郎主将)
「自分だけの結果ではなく、チームに貢献できるように頑張ります。チームのテーマでもあるつなぐ野球を筆頭に全員野球をやります」

攻撃陣では、俊足好打の宮川栞聖選手が1番バッターとしてシュアなバッティングで勢いをつけます。

そして、3番の影山大気選手が勝負強いバッティングでランナーをホームに還します。

(影山大気選手)
「準決勝で去年は悔しい思いをしたので、今年は全員でうれし涙を流せるような夏にしたいです。全員でつなぐ野球を徹底して、絶対に甲子園に出場したいです」

全員野球をモットーに一戦必勝で大会に臨む延岡学園、11年ぶりの頂点を目指します。

延岡学園の初戦は大会5日目、2回戦で都城東と対戦します。