辰巳ゆうと、東京・花園神社で新曲『迷宮のマリア』の発売イベントを開催！　目指すは紅白、「大みそかの舞台で“マリア”と叫ぶことができるよう頑張りたい」

5/16(木) 16:06

歌手の辰巳ゆうとが、新曲『迷宮のマリア』の発売日となる5月15日、東京・新宿区の花園神社で新曲発売イベントを開いた。

今年デビュー7年目を迎えた“演歌界の王子様”辰巳ゆうと。8枚目のシングル『迷宮のマリア』は、前作『星くずセレナーデ』よりさらに疾走感を増した歌謡ポップス。作詞家･松井五郎と作曲家･幸耕平というヒットメーカーによる作品を、レジェンド編曲家・萩田光雄が華麗に演出して、珠玉の「情熱のラブソング」が完成した。

今回もシングル盤は3タイプを発売。『Love for you』（Aタイプ）『君と生きたかった』（Bタイプ）『さよならの雨上がり』（Cタイプ）と、それぞれタイプの違うラブソングをカップリング曲として収録されている。

辰巳は新曲『迷宮のマリア』の発売日を迎えたこの日、数多くの芸能人が訪れ、芸事にご利益があることで知られる花園神社の拝殿で、お祓いと玉串奉納、そして新曲のヒットを祈願した。その後、報道陣に「だけだけだけだけ　ゆうとだけ」など、楽曲を盛り上げるさまざまなコール&レスポンスを指導してから、新曲『迷宮のマリア』を力強く披露した。

辰巳ゆうと

デビュー当時から貫いてきた黒髪から茶髪にし、大胆イメチェンした辰巳は、取材会で「今年初めての新曲が今日、発売になりました。ここから新しい世界観がスタートしていくというワクワクする気持ちと、プレッシャーに勝ち抜いていくという覚悟を決めた一日になりました」と目を輝かせた。

新曲について、辰巳は「2024年の今年は、僕の名字と同じ干支の“辰年”なので、特別な1年にしていきたいですし、そんな年にぴったりの新曲『迷宮のマリア』を作っていただいてとてもうれしいです。この曲には『マリア』という言葉が何度も出てきますが、どれも少しずつ表情を変えた“マリア”を入れて歌っていますので、いろんな“マリア”の違いを感じながら楽しんでいただけたら」とPR。

さらに「デビュー7年目を迎え、さらなる飛躍のために作っていただいた曲なのかな、という先生方の熱い思いを感じた」と明かし、「昨年は応援してくださるたくさんの方々の紅白への期待に応えられず、初めて悔しいと思った１年でした。今回の勝負曲を通して、必ず大みそかのNHKホールの舞台で“マリア”と叫ぶことができるよう頑張っていきたい」と熱意を込めた。

新曲のさまざまなコール&レスポンスは、辰巳が発案したものだという。「カラオケで合いの手が盛り上がる歌があると思いますが、この新曲を初めて聴いた時に、合いの手をすごく入れたくなりました。そんなふうに思っているのは自分だけだと思って胸の内にしまっていましたが、キャンペーンで一度やらせていただいたら、応援してくださる皆さんもノリノリでやってくださいました。一緒に盛り上がるためにすごくいいことを思いついたかもしれないと思い、改良を重ねて今のコール&レスポンスになりました」と声を弾ませた。

辰巳ゆうと

また、3月末に同じ所属事務所から独立を発表した氷川きよしの話題があがると、「事務所は変わってしまいましたが、同じ事務所の先輩として見ることができたのは貴重な機会だったので寂しい気持ちもあります。これからも憧れの先輩であることは変わらないので、リスペクトしながら、少しでも先輩に近づいていけるように、成長した姿を見せられるように頑張っていきたい」と明かしていた。

8月30日の東京・LINE CUBE SHIBUYAを皮切りに、地元の大阪・藤井寺市など全国4大都市で初のコンサートツアーを開催する。「デビューして初めてのコンサートツアーですが、ファイナルは僕が生まれ育った大阪・藤井寺市で歌わせていただくので、地元の応援してくださる皆さんと幸せな時間を過ごせるのが楽しみです。今年も皆さんをあっと驚かせるような新しいことにチャレンジしたいですし、目でも楽しめるコンサートツアーにしたい」と力強く語った。

最後に辰巳は「今年もし紅白歌合戦に出場できるようなことがあれば、ぜひ『だけだけだけだけ　ゆうとだけ』をテレビの前で一緒にやっていただけたら」と呼びかけた。

辰巳は7月6日から31日まで東京・明治座、10月5日から23日まで大阪・新歌舞伎座で上演される「松平健芸能生活50周年記念公演」に出演予定。今後のさらなる飛躍に注目が集まる。

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