山梨県が進めている次世代エネルギーの最先端の研究をPRする施設が4月、名称を変えてリニューアルオープンします。
甲府市の米倉山太陽光発電所のPR施設で、2012年に開館したゆめソーラー館やまなしは、最先端の取り組みを紹介するため2023年8月からリニューアル工事を進めてきました。
総工費は約6600万円で、3月28日は施設が完成し、名称が「米倉山次世代エネルギーPR施設『きらっと』」に変更されることなどが発表されました。
館内は県内最大級のLEDビジョンやタッチパネルのモニターで地球温暖化の影響や二酸化炭素を排出しないグリーン水素を製造するシステムなど県が進めている次世代エネルギーの研究を紹介しています。
県企業局 新エネルギーシステム推進室 宮崎和也室長:
「小学生から大人まで幅広い年代に楽しみながら、水素やクリーンエネルギーに対する学習ができる施設」
また館内は太陽光発電や電気自動車の蓄電システムから電気を供給していて、施設内でほぼ100%の電力をまかなっています。
「きらっと」は4月4日にリニューアルオープンし、入館料は無料です。
JR甲府駅からは休館日を除いて電気バスも無料で運行されます。