山梨県昭和町のショッピングモールに初の「結婚相談所」が2日にオープンしました。
ショッピングモールならではの店舗の特徴やコロナ禍を経て変化したという婚活事情を聞きました。

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入倉結婚相談所 イオンモール甲府昭和店 鈴木千春店長:
「この人、気になるなという方のプロフィールを持って行ってもらうことができるので、活用してほしい」

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2日、イオンモール甲府昭和にオープンした「入倉結婚相談所」です。

本店は甲府市で、こちらが6店舗目となりますが、ショッピングモールへの出店は今回が初めてで、このモールとしても初の業態となります。

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入倉結婚相談所 イオンモール甲府昭和店 鈴木千春店長:
「イオンモールというと若い人も来店するので話題になるのかなというところ」

2012年の事業スタートから入会者とイベント参加者は1万人を超え、年間100組ほどが成婚するというこちらの相談所ですが、最近は会員の年代に変化が出てきました。

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鈴木店長:
「20代で入会する人が増えた」

20代の会員はこの5年でおよそ3倍に増加。会員全体の3割に上ります。

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この背景にはコロナ禍でより一般的になった「マッチングアプリ」の影響があるといいます。

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鈴木店長:
「(コロナ禍は)『自粛』で人と出会えず、マッチングアプリを活用していたが、トラブルがあるケースも聞く」

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「逆に結婚相談所は婚活カウンセラーがお見合いやデートのアドバイスをすることがメリット」
「『出会いがない』というところから、気軽に入会する人が増加してきた」

 

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一方で、先月発表された山梨県の推計人口は79万368人で79万人割れが目前となっています。

こちらの相談所は県や県内26の市町村と婚活事業で連携していて、今回の出店もあわせて人口減少対策にも貢献したい考えです。

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鈴木店長:
「究極を言うと大学生ぐらいから婚活は意識して始めてもいいのかなと思っているので、まず出会いをたくさん提供できたらいいと思っている」