明治神宮に奉納するための酒造りを目指す甲府市の石田地区で、地元の子どもたちが、酒米の苗を植えました。

甲府市の石田地区は、明治天皇即位の際に行われた儀式、「大嘗祭」に供えた米を作ったことが縁で、毎年明治神宮へ酒と稲穂を奉納していました。

その後一旦は途絶えたものの、2020年の明治神宮鎮座100年に合わせて酒米作りと奉納を再開しています。

11日は、地元の小学生約30人が、約1俵分の酒米の苗を植えました。

酒米は9月上旬に収穫された後、お神酒として醸造され、稲穂とともに11月明治神宮に奉納されます。