山梨大学医学部附属病院に夜間の軽症患者を受け入れる「初期救急医療センター」が開所しました。

17日夜から急な病気やけがをした場合は、このセンターが対応します。

開所式 山梨大学医学部附属病院

山梨大学医学部附属病院に17日に開所した「初期救急医療センター」

病院の関係者をはじめ長崎知事などが参加し、開所を祝いました。



初期救急は、夜間に急な病気やけがをした軽症患者を診察するもので、これまでそれぞれの地域の開業医が中心となって対応してきました。

初期救急医療センター

しかし医師の高齢化などで夜間診療の継続が困難となったため、このセンターで国中地域の患者を中心に、広域的に受け入れる体制に変更しました。

初期救急医療センター  森口武史センター長

初期救急医療センター  森口武史センター長:
「地域医療に貢献する役割を徐々に果たしていかなければならないので、その一歩が初期救急センターだと思っている」



センターには内科と外科の医師1人ずつの他、看護師や初期研修医、放射線技師などが待機し8月からは国中地域の開業医も当番に加わる予定です。



またセンターの診療時間は午後6時から午後11時までで、それ以降は重症患者に対応する各地域の当番病院が対応します。



なお夜間に受診したい場合は、まずセンターの電話番号(055−273−1122)に事前に連絡してから向かうようにし、受診するか悩んだら#7119に相談してください。