コンビニ越しに富士山が見える山梨県富士河口湖町の撮影スポットは、あす21日、富士山を隠す黒い幕が設置されます。
この対応に外国人観光客の意見は賛否がわかれています。
富士急行線の河口湖駅近くのローソンは富士山と一緒に撮影できるスポットとして2年ほど前から外国人観光客に人気となってます。
しかし、道路の危険な横断が頻発することで、富士河口湖町は歩道に富士山を隠す黒い幕の設置を決め、21日に工事が完了する予定です。
黒い幕は高さ2.5ｍ、幅約20ｍ。
全く撮影できなくなります。
20日、現地にいた外国人観光客の反応です。
オーストラリアの観光客：
「私たちは地元の人々を尊重すべきだと思います」
マレーシアの観光客：
「地元の人は舞台の設置を検討した方がいい。その方がより安全でコントロールできると思います」
台湾の観光客：
「（黒い幕の設置は）知っています。ニュースを見ました」
Xやインスタグラムでも外国人から様々な意見が上がっています。
スイス人男性：
「日本人が正しい。観光客は愚かだ」
オマーン人女性：
「これはお店にとっていいことなのでしょうか」
アメリカ人男性：
「もっといい方法があると思います。その美しさを妨げてはいけません」
黒い幕の設置は外国人の間で賛否が分かれています。
大塚郁弥記者：
富士山の人気撮影スポットで起きたオーバーツーリズム問題。黒い幕設置で今回の問題に幕を引くことができるのか。今後が注目されます。
