7月行われる公立学校の教員採用試験の志願状況がまとまり、小学校の志願倍率は1.4倍と過去最低になりました。



山梨県教育委員会によりますと、来年度採用の教員試験の採用予定者はあわせて310人で、前の年度より8人増えた一方、志願者は50人少ない776人でした。

その結果、志願倍率は2.5倍と記録が残る2008年度採用以降、過去最低になりました。



学校別では小学校が1.4倍、中学校が2.8倍、高校が8.2倍で小学校と中学校は過去最低でした。

この他に教員の人材を増やそうと、県教育委員会は今回から大学3年生も筆記や実技の1次試験を受けられるようにし148人が志願しました。

合格した場合は、翌年度面接などの2次試験から受けることができます。

1次試験は来月7日に東京都内と県内のあわせて4か所で行われます。