専門学校生の男がアルバイト先の店で女子高校生に酒を提供した疑いなどで逮捕されました。一方、女子高校生は「男の売り上げを伸ばしてあげたかった」と話していて、いわゆる「推し活」をしていたとみられています。

警察によりますと、男は3月中旬、アルバイトしていた新潟市中央区東大通の飲食店で、客の女子高校生が未成年であることを知りながら、スパークリングワインなどを提供したうえ、風営法上認められない深夜から未明にかけて店に滞在させた疑いがもたれています。

男は「私がやったことにまちがいない」と話し容疑を認めています。
女子高校生は男とSNSを通じて知り合い、複数回、店に通っていたといいます。また「男の売り上げを伸ばしてあげたいと考えていた」と話し、いわゆる「推し活」をしていて男がつけ込んだとみられています。
店で提供されたスパークリングワインは1本1万円を超えていました。

警察は、女子高校生がこれまでに支払った金額や、どうやって金を工面していたかなども調べています。また、男のアルバイト先は飲食店と偽ってホストクラブとして営業していた可能性があり調べています。
さらに、推し活をきっかけに金銭面などの問題から未成年が違法行為に及ぶ恐れがあり、注意を呼びかけています。