新潟5大ラーメンの一つ濃厚味噌ラーメンの名店『東横』は、一部の店舗が米菓メーカーのもとで再スタートを切りました。休業していた店舗が新体制で、5月23日オープンします。

新潟市中央区にある東横・愛宕店。新体制に向けて3月上旬から休業していました。
■東横統括部長・店長 田中健一さん
「5月23日から再開なんですが、1人でも多くのお客様に来ていただいて、地域にとってかけがえのないお店になれるように頑張りたいと思います。」

東横は、笹口店を除く5店舗の運営会社が2023年、新潟地裁に民事再生法の適用を申請しました。小千谷市にある「阿部幸製菓」の傘下に入り再スタート。なかでも、愛宕店は以前は中華料理がメインになっていましたが、ラーメン店へともどすため従業員教育や設備の整備が必要でした。

メニューは〝原点回帰〟。
全店が創業当時の味を再現した「元祖」と、ユズの香りを利かせた「新味」の2種類に絞りました。新たに加わったスタッフらの仕上げのシュミレーションが行われました。
■他業務形態から移動したスタッフ
「すべてまた新しく覚え直して、間違えないように正確に作るということを一番心がけてやっています。」

阿部幸製菓は、グループのつながりの強化を進めます。
■阿部幸製菓食品事業部部長 阿部ゆりかさん
「阿部幸グループとしてシナジー効果が出せるように、5店舗の統一を図れたらいいなと思います。」
■東横統括部長・店長 田中健一さん
「(店の営業まで)2か月あけたもので、お客さんにもご迷惑をお掛けしましたから、その分オープンにはしっかりとおいしいものを提供したいと思っております。」

東横・愛宕店は、5月23日11時オープンです。