クレジットカードを不正に利用した詐欺が相次いで発覚し、男女が逮捕されましたました。

警察によりますと、福岡県北九州市に住む50代の男と熊本県菊池市に住む30代の女は共謀して、4年前の11月、他人名義のクレジットカード番号を不正に使用し、商品券30枚、金額にすると1万5000円を購入し、だまし取ったと疑いがもたれています。クレジットカードの持ち主から届け出があり被害が発覚しました。
男と女は、SNSを通じて知り合ったといいます。男は「関与しているかどうか分からない」と話していますが、女は「間違いありません」と容疑を認めています。

一方、東京都の自称自営業の41歳の女は、何らかの方法で入手した他人名義のクレジットカードを不正に使用し、2022年11月、新潟市内の自動車用品販売店でタイヤ4本を購入するなど、合計約4万1600円をだまし取った疑いで逮捕されました。女は「そんなことはしていません」と容疑を否認しています。

被害は、カードの本来の持ち主から「カード会社に紛失の連絡をしたところ、既に使用されたことが分かった」と届け出があり発覚しました。警察はそれぞれの事件で余罪とともに、クレジットカード自体や番号の情報をどのように入手したか調べを進めています。