新発田市で2014年に当時20歳の女性が殺害された事件で、殺人などの罪に問われている喜納尚吾被告が、1審判決を支持し無期懲役とした控訴審判決を不服として最高裁に上告しました。

喜納尚吾被告(41)は2014年、当時20歳の女性の車にわいせつ目的で乗り込み、殺害したとして殺人や強制わいせつ致傷の罪などに問われています。1審の新潟地裁では無期懲役の判決が言い渡され、死刑を求めていた検察・無罪を主張していた弁護側がともに控訴。

5月17日に東京高裁で言い渡された控訴審判決は「1審の判決に不合理な点はない」などとして、1審の無期懲役判決を支持し、双方の控訴を棄却しました。

喜納被告は、これを不服として23日付けで最高裁に上告しました。また、弁護側は24日付けで上告申し立ての書面を東京高裁に郵送し、上告する方針を決めたということです。