女子高校生を未成年と知りながら、いわゆるデリヘル業者に紹介の約束をしたり、みだらな行為に及ぶなどした児童福祉法違反などの疑いで男3人が逮捕されました。

警察の調べによりますと、新潟市西蒲区の職業不詳の男(35)は2023年3月中旬、SNSで知り合った女子高校生が未成年であることを知りながら、新潟市内のアパートの駐車場で新潟市西区の職業不詳の男(37)に引き渡した児童福祉法違反の疑いがもたれています。

一方、引き渡しを受けた男(37)は、同じく未成年であることを知りながら、女子高校生をいわゆるデリヘル業者に紹介する約束をしたうえ、みだらな行為に及んだ疑いがもたれています。

さらに、その5カ月後、燕市中川に住む電気工事会社の男(37)は、新潟市内のアパートでこの女子高校生が未成年であることを知りながら、みだらな行為をした疑いがもたれています。この男は、デリヘルを運営していた可能性もあるといいます。

2023年7月にあった風営法違反の事件の捜査でこの女子高校生の被害が判明し、話を聞いたことで今回の事件が発覚しました。男らはいずれも、「未成年は紹介していない」「やっていない」「20歳以上と思っていた」などと話し容疑を否認しています。警察は、3人の関係や余罪、あっせんに報酬が発生していたかなど調べを進めています。