往年の名車、シトロエン「2CV」の商用バン仕様を現代に蘇らせたコンバージョン「ベルランゴ2CVフルゴネット」が欧州で発表されました。

シトロエンブランドのアイコン「2CV」の商用バン風にアレンジ

 ステランティスの仏ブランド、シトロエンは2022年9月23日、人気のMPV「Berlingo(ベルランゴ)」をベースに、往年の名車「2CV FOURGONNETTE(2CVフルゴネット)」風に仕立てられた「ベルランゴ 2CVフルゴネット」を欧州で発表しました。

 2CVは、戦後間もない1948年に登場したFFモデルです。車名の2CVとは日本語で「2馬力」を意味します。

 軽量・コンパクトで、シトロエンらしい乗り心地、大人4人が楽に座って移動できる室内空間、そして低燃費を実現した2CVは、フランスだけでなく欧州を中心にヒットモデルとなりました。1990年まで42年間製造され、累計387万2583台が生産されたといいます。

 1951年には商用車仕様の「2CVフルゴネットAU」も登場・1987年まで製造され親しまれました。

 今回登場したベルランゴ2CVフルゴネットは、イタリアのコーチビルダー「Caselani(カゼラーニ)」とシトロエンのデザインチームが協力。ベルランゴをベースに2CVを彷彿とさせる丸みを帯びたフロントエンドパネル、ダブルシェブロンを誇らしげに掲げるフレアM型のグリル、大きな丸形ヘッドライト、サイド/リア/ルーフセクションの波型ボディを特徴としています。

 シトロエンのスタイル責任者、ピエール・ルクレール氏は「シトロエンのベストセラーモデルであるベルランゴが、その歴史に大きな足跡を残したアイコニックな2CVフルゴネットからインスピレーションを得て、制作されたことを非常に誇りに思います。まずカゼラーニのスタジオで設計作業が始まり、その後シトロエンも手を取り合って協力しました。デザイナーはオリジナルの2CVフルゴネットが現代に解釈されすぎず、それでいてシトロエンのDNAを備えていることを確認するために、注意を払い続けました」とコメントしています。

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 欧州では2022年10月1日から受注開始、2023年1月より生産が開始される予定です。日本での展開は未定です。