ナイフやプライヤーをベースとしたマルチツールが有名ですが「GRIPREX」はハンマーが主軸。キャンプでのちょっとした補修やDIYに役立ちそうな14 in 1となっています。

自立するテントユーザーならメインになり得る

 ベアーシステムがクラファン挑戦中の「GRIPREX」はハンマーを含め14機能を搭載したちょっと変わったマルチツールだ。

 搭載されているのはプライヤー、ナイフ、ノコギリ、ドライバー、ボトルオープナーなどいかにもマルチツールらしい機能だが、ハンマーの反対側はバール、ハンマーとバールの間にプライヤーとペンチ、ワイヤーカッター機能を装備しているのがおもしろい。

「工具箱には様々な工具が入っていますが、よく使う工具はハンマー・ペンチ・ドライバーのみ。それ以外は滅多に使いません。もしこのよく使う3種類の機能が一つになった工具があれば、重い工具箱を引っ張り出す必要はなくなるはず。そして、それが小さくて軽ければ、アウトドアでも活用できるはず」というのが「GRIPREX」開発のきっかけだ。

「ポケットサイズであることを目指しました。けれどハンマーはある程度の重さ、大きさがないと安定して使えません。一方、安定を追求すると持ち運びにくくなります。製造にあたり、この大きさと重さのバランスには非常に気を遣いました」(「GRIPREX」を開発したベアーシステム)

 その甲斐あって全長13.8cmのコンパクトなハンマーではあるが、キャンパーがモニターしたところ”簡易的ではあるが土や芝の地面では問題なくペグを打ち込める”という評価を得た。一方で、川沿いのキャンプ場に多い硬いサイトには不向きとも。ペグそのものが重い鍛造ペグとの相性も気になるところ。

 決して万能ではないが、自立するドームテントであればメインにもなり得る設計だ。

 ハンドルには4種のドライバーピットを格納できる。補償外ではあるが、サイズがあえばほかのビットを使用可能。ベアーシステムでは精密ドライバーのビットを取り付けて利用できることを確認しているという。

 プライヤーで針金を切る、バールでケトルやダッチオーブンを持ち上げる、そしてギアの補修やクラフトなど、キャンプサイトの”困った”を解決してくれるマルチハンマーの誕生だ。

 オトクに購入できるクラファンは2022年10月30日まで。

●製品仕様
・価格(消費税込):8800円
・サイズ:7.5×13.8×1.9cm
・重量:260g
・素材:ステンレス合金/アルミ-ABS樹脂