1865年の創立以来、全ての腕時計に自社ムーブメントを搭載してきたZENITH(ゼニス)。デファイ エクストリームのコアコレクションに新たに加わった2つのタイムピース「デファイ エクストリーム ダブルトゥールビヨン」の魅力を紹介します。
●正常進化を遂げる「マスター・オブ・クロノグラフ」
ゼニスは自動巻きムーブメントによるクロノグラフを牽引することで、「マスター・オブ・クロノグラフ」とも称される、スイスのウォッチマニュファクチュール。
今回登場する「デファイ エクストリーム ダブルトゥールビヨン」は、2つの独立したトゥールビヨン機構を備える、ゼニス史上最も高度で複雑なクロノグラフムーブメントを搭載したタイムピースだ。
●ゼニス史上最も高度な1/100 秒計測のクロノグラフ
“渦”を意味するトゥールビヨンは、重力の影響を受けやすい機械式ムーブメントの部品を回転させることで、姿勢の差によって起こる精度の誤差を打ち消す機構のこと。極めて高度な技術が必要なことから、パーペチュアルカレンダー、ミニッツリピーターと並び、最高級機械式時計の代名詞ともなっている。
本作では45mmのケースに、独立した2つのトゥールビヨンを備える。計時用トゥールビヨンは60秒で1回転し、クロノグラフ用トゥールビヨンは5秒で1回転と史上最速を実現。
それだけでなく、毎時 36万振動という驚異的振動数で、クロノグラフは1/100 秒の計測を可能とした。伝説的なムーブメント「エル・プリメロ」に始まる50年以上にわたる高振動クロノグラフムーブメントの正統的な進化モデルと言えるだろう。
「デファイ エクストリーム ダブルトゥールビヨン」の魅力は、そのデザインにも宿されている。ハイコントラストのシルエットの中に際立つのが、PVDコーティングが施されサテンブラッシュドされたムーブメントのオープンブリッジ。
そのブリッジのエッジにローズゴールドカラーを配することで、旧来の時計装飾技法にはない、モダナイズされた幾何学模様が浮かび上がる。
今回用意されるのは2型。リファレンス「12.9100.9020/78.I200」は、ケース素材にブラックカーボンと18Kローズゴールドを組み合わせたリュクスな仕上がり。ストラップはブラックラバー、フォールディングバックルはマイクロブラスト仕上げチタン製3連となっている。
一方の「95.9100.9020/78.I001」は、ブラッシュ仕上げのチタニウム素材がシャープな印象。ブレスレットとフォールディングバックルにも同様にチタニウムを採用している。
●製品仕様
■デファイ エクストリーム ダブルトゥールビヨン
・リファレンス:95.9100.9020/78.I001
・価格(消費税込):803万円
・ケースサイズ:45mm
・防水機能:20気圧
・ケース素材:ブラッシュ仕上げチタン
・ブレスレット&バックル素材:チタン製
・交換用ストラップ:ラバーフォールディングバックル1本、ベルクロ1本
■デファイ エクストリーム ダブルトゥールビヨン
・リファレンス:12.9100.9020/78.I200
・価格(消費税込):918万5000円
・ケースサイズ:45mm
・防水機能:20気圧
・ケース素材:ブラックカーボン&18K ローズゴールド
・ストラップ&バックル素材: ブラックラバーストラップ、マイクロブラスト仕上げチタン製トリプルフォールディングバックル
・交換用ストラップ:ベルクロストラップ2本(カーボン&コーデュラ・エフェクト)