昨今のバイクブームの中でも、手軽さと軽快な走りで特に人気が高い原付二種。各メーカーのラインナップも拡充しており、好みや目的に合ったモデルを選べるのも魅力です。そんななか、ヤマハの原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS」から、アグレッシブなブルーとオレンジの新カラーが登場しました。スポーティなグラフィックは必見です。

アグレッシブな印象を与えるブルーとオレンジの2色

 ヤマハ発動機から、原付二種スクーター「CYGNUS GRYPHUS(シグナス グリファス)」の新色が登場しました。

 従来のカラーバリエーションのうち2色をブルーとオレンジに変更し、「ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)」と「ビビッドイエローイッシュレッドメタリック1(オレンジ)」が新たにラインナップされました。

 新色のブルーとオレンジについて、ヤマハ発動機の広報グループ・堀江直人さんは次のように話します。

「スーパースポーツバイク『YZF-R』シリーズとのリレーションを図ったブルーは、ブルー×マットブルーのコンビネーションで高いパフォーマンスを表現しました。

 また、インパクトのあるオレンジは、ブラックのグラフィックとのコントラストでアグレッシブさを際立たせ、力強いスポーツ性を表現しています。

 従来から設定していたホワイトとブラックは継続して販売し、全4色のカラーを展開します」

●パワフルな走りと燃費のよさ、便利な装備に注目

「CYGNUS GRYPHUS」は、走りの楽しさと燃費・環境性能を両立する水冷“BLUE CORE(ブルーコア)”エンジンを搭載する原付二種スクーター。“Advanced Total Performance Sport”をコンセプトに、2021年12月に誕生しました。

「CYGNUS-X」をフルモデルチェンジした、「CYGNUS」シリーズ初の水冷エンジン搭載モデルで、パワーは従来比で20%以上、燃費は約20%向上(WMTCモード燃費/クラス1)。アグレッシブなスタイルに加え、実用域でのパワフルな走行性能と燃費のよさ、そして優れた利便性を高次元でバランスした注目モデルです。

 静かで振動の少ないエンジン始動をもたらす“Smart Motor Generator”、および全域でのハイパワーに貢献する“VVA(可変バルブ)”を搭載。さらに、新設計フレームと新開発のワイドタイヤなど、スポーティな走行性能を支えるシャシーと足回りも見逃せません。

 また、視認性の高いスタイリッシュな大型液晶メーターを採用。このほか、500mlペットボトルを収納できるフロントポケット、スマートフォンなどの充電に便利なUSBソケット、折りたたみ式の大型フックを備えるなど、快適なライディングをサポートする装備も充実しています。

●製品仕様
・価格(消費税込):37万4000円
・車両サイズ:全長1935×全幅690×全高1160mm
・ホイールベース:1340mm
・シート高:785mm
・車両重量:125kg
・エンジン形式:水冷4ストロークSOHC4バルブ
・総排気量:124cc
・最高出力:9.0kW(12ps)/8000rpm
・最大トルク:11Nm/6000rpm
・燃料タンク容量:6.1リットル
・カラー:ディープパープリッシュブルーメタリックC(ブルー)、ビビッドイエローイッシュレッドメタリック1(オレンジ)、ホワイトメタリック1(ホワイト)、ブラックメタリックX(ブラック)