「エア ジョーダン」シリーズと並び、スニーカー好きから絶大な人気を誇る「エア マックス」シリーズ。その2013年モデルとなる「エア マックス 2013」がこのほど復刻されました。それほど知名度が高くない「2013」ですが、2022年にステューシーとのコラボをきっかけに注目度が急上昇。ファッションフリークにとっては見逃せない1足です。

再注目されている2013年モデルが復刻

 ナイキは2013年に発売したスニーカー「エア マックス 2013」を復刻し、発売しました。

「エア マックス」といえば、誰もが知る名作です。1987年に登場した「エア マックス 1」は、外からAirテクノロジーが見える“ビジブル Air”をヒールに搭載。快適なクッショニングに加えてデザインにおいても革新をもたらしました。

 当初は実験的に導入されたクッショニングシステムですが、すぐにトラックやストリート向けシューズの定番へと進化。時代とともに新しいデザインが生まれ、モデルチェンジがあっても伝統は変わらずに守られ続けています。

 そんな名シリーズの2013年モデルが「エア マックス 2013」。しかし以前は、シリーズ屈指の人気を誇る「エア マックス 1」や「エア マックス 90」、「エア マックス 95」、「エア マックス 97」などと比べると、さほど知名度は高くありませんでした。

 しかし、2022年にストリートブランド・ステューシーとコラボしたことをきっかけに再注目され、昨今、その完成度の高さが見直されているのです。

●フルレングスのビジブルAirは存在感抜群

 今回登場した「エア マックス 2013」は、アッパーに風通しのいいメッシュ素材を採用し、縫い目のない合成皮革のオーバーレイで補強。軽くてやわらかいだけでなく、安定感のある履き心地となっています。

 アッパーは、人体のカタチからヒントを得てデザインされており、重なり合うパネルは筋肉、ミッドソールは背骨、シューレースは肋骨を表現しています。またシューレースは“Flywire”と連動し、シューレースを締めるとサポート力がアップします。

 ミッドソールには、フルレングスのビジブル Airを搭載。足裏全体をAirクッションで支えると同時に、360度からそのAirテクノロジーを堪能できるのもポイントです。

 そして、フレックスグルーブ(アウトソールやミッドソールにある溝)を配したフォームミッドソールと合わせて、動きやすく快適な履き心地を実現します。

 デザイン面においては、ビジブル Airと調和する半透明のスゥッシュがポイント。メッシュアッパーと同様の抜け感を持つ、ヒールの“AIR MAX”ロゴも見逃せません。

●製品仕様
・価格(消費税込):2万3100円
・カラー:ブラック/ブラック、デザートサンド/メタリックシルバー/ブラック