1974年、貴金属素材から生み出される「特選腕時計」として誕生した日本発の高級ドレスウオッチブランドの「CREDOR(クレドール)」。ブランド誕生50周年となる2024年、未来へ向けて新たな一歩を踏み出す意志を体現する新作限定モデルを9月にリリースします。

●極薄ムーブメントにまで彫金を施すマスターピース

 日本人の感性と価値観により、飽くなき「美」への探求を続ける高級ドレスウオッチブランドの「CREDOR(クレドール)」。

 2024年9月7日にいよいよ、腕時計という小宇宙に精緻さと気品を創造してきた同ブランドの誕生50周年を記念した「クレドール ゴールドフェザー U.T.D. 彫金限定モデル(1650万円、消費税込)」がお目見えします。

 ベースとなったクレドール ゴールドフェザーは、セイコーの薄型メカニカルウオッチの系譜を脈々と受け継ぎ、2023年に60余年ぶりに蘇った高級薄型メカニカルウオッチです。

「U.T.D.」とは、厚さ1.98mmの極薄機械式ムーブメント「キャリバー68系」を搭載した薄型メカニカルウオッチに与えられるモデルナンバーで、羽根のように薄く軽やかで空気をはらみ、艶やかで優美であることをデザインコンセプトとし、現代のドレスウオッチとしてふさわしいスペックとデザインとして2023年にアップデートされました。

 厚さ1.98mmの極薄機械式ムーブメントであるキャリバー6890を搭載する本作のデザインテーマは、万物流転を意味する「パンタレイ」。

 あらゆる存在は時とともに変化し、水のように流れるという、“時の概念”を示しているのだとか。

 未来に向け歩みを進めるクレドールの「志」を水の流れに見立て、四層に重ねたダイヤルから裏面のムーブメントへと繋がるストーリーを、クレドールの彫金の第一人者・照井清(てるい・きよし)氏により過去最多となる工程の彫金で表現されます。

 クレドールの「門出」を表現したというダイヤルは、四層に重ねた彫金で構成。それぞれのダイヤルに彫金を行いながら、重ねたときに繋がりのある模様に仕立てることは、照井氏の匠の技だからこそ実現できるもの

 連続した細かな円の「魚々子(ななこ)」模様や、鏨(たがね)による「六角荒らし」をはじめ、2本の細い線を1本の太い線に見せる「袋彫り」や、歪みのなさで圧倒的な輝きを放つ「鏡面彫り」など、超絶ともいえる技法が惜しげもなく注がれています。

 スケルトンバックからのぞくムーブメントの5時位置には、ゴールドフェザーの証である「羽根」が、9時位置には照井氏が本タイムピースにおける全ての彫金を手がけた証として「Tマーク」が彫り込まれています。

●製品仕様
・型番:GBBY975
・価格(消費税込み):1650万円
・ケース素材:プラチナ950
・ダイヤモンド:24石、1.2カラット
・ベルト素材:クロコダイル、三つ折れ方式中留(プラチナ950)
・ガラス:ボックス型サファイアガラス(内面無反射コーティング)
・防水性能:日常生活用防水
・ケースサイズ:縦43.2mm、横37.4mm(りゅうず含まず)、厚さ8.7mm
・ムーブメント:6890
・巻上方式:メカニカル 手巻
・時間精度:平均日差+25秒〜−15秒
・限定数量:5本
・発売予定日:9月7日(土)