ぬいぐるみ・モフ太と悩める会社員・チカの、ありふれた日常を漫画にして発信している中恭(@nakakyoooo)さん。本来は動いて言葉を発するはずがない“ぬいぐるみ”と、その持ち主の絆を描き、「子どもの頃の懐かしい記憶がよみがえる」と反響を呼んでいる。

ウォーカープラスでは「モフ太〜人生に疲れた会社員がモフモフのぬいぐるみに救われる話〜」と題して、中恭さんが新たに描き下ろした漫画を加えて配信する。大切にしているぬいぐるみがさらに愛おしくなる作品に、心がポカポカと温まるはずだ。物語はいよいよフィナレーレに。モフ太とチカが追い求める幸せな生活とは。

作者である中恭さんに、本作を描いていく中での変化や反響について話を聞いた。

――モフ太と出かけてみたいところや一緒にやってみたいことはありますか?

ピクニックに行ったり、家でダラダラしたり、料理をしたり…チカとやっているようなことがしたいですね。一緒にゲームをして、モフ太がどれくらい強いのかも見てみたいです!

――モフ太のおかげで、チカが一歩踏み出し生活や環境が変化していく様子に励まされました。中恭さんご自身は、本作を描き終えてみたことで、心境や漫画への取り組み方に変化はありましたか?

一度漫画を描くことから離れていた時期を経て、再び描くためにSNSで活動を始め、その中で初めて作り上げた連載作品が「モフ太」でした。当初は読んでくれる人がいるのか、描き続けることができるのか不安な気持ちもありましたが、ありがたいことに「モフ太」への温かいコメントをたくさんいただくことができ、これからも漫画を描き続けたいと思うことができました。

――本作を通して、読者様からの反響やメッセージで特に印象に残っているものがあれば教えてください。

大切なぬいぐるみがいる方から、「『モフ太』の物語に出会って、自分もチカのように幸せな生活ができるように頑張ろうと思った。追いかけたい夢があったのにできずにいる自分に嫌気がさしていたけれど、やりたかったことを進めようと前向きな気持ちになれた」というメッセージをいただけたことが本当に嬉しく印象に残っています。自分の漫画で誰かの人生が良い方向に進むことほど幸せなことはないなと心から思いました。他にもぬいぐるみを大切にしているたくさんの方が「泣いた」と言ってくださったり、モフ太とチカへの愛ある温かいメッセージなど、どれも本当に嬉しかったです。本当にありがとうございます!


あなたが大切にしているぬいぐるみとの思い出は何ですか?