「ポッター平井の激推しアイドル!」第257回は、NMB48の山崎亜美瑠が登場!

「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」のファイナリスト9人で結成されたユニット「Nona Diamonds」のメンバーとして歌唱するオリジナル曲『はじまりの唄』が2021年6月30日(水)にリリースされる。

そこで今回は、ソロインタビューを敢行!NMB48の歌姫のルーツに迫った。

■山崎「早くプロフィールを更新したい」…その理由は?
――7月21日が20歳の誕生日ですね。少し早いですが、おめでとうございます!

「ありがとうございます!」

――今の心境は?

「NMB48に加入した時は16歳だったんですけど、今思い返すと早かったなと思います。もうすぐ20歳になるという実感がないです。大人の仲間入りをするので不安な部分もあるんですけど、楽しみな気持ちの方が大きいです」

――公式プロフィールに「好きな食べ物:エナジードリンク、塩分」と書いてありますね。「食べ物ちゃうやん!」とツッコミたくなります(笑)。

「エナジードリンクはプロフィールの更新時にハマっていて、今はそんなに…。カフェインの摂りすぎは良くないと聞いたので(笑)。塩分も摂りすぎはよくないので、気をつけています。早く『たらことオムライス』に更新したいです!」

――名探偵コナンが大好きということで、コナンの魅力は?

「工藤新一が好きなんですけど、コナンくんになっても中身は新一のままで、蘭ちゃんのことを一途に想い続けているところが好きです」

――最新の映画は観ましたか?

「観ました!赤井ファミリーの絆も感じられて、すごく良かったです!」

■歌手・山崎亜美瑠としてのルーツ
――今日は「NMB48のあみるん」というより、「歌手の山崎亜美瑠」の素顔に迫りたいと思います。子供の頃から身近に音楽があったんですか?

「音楽一家で育ったんです。祖父がバイオリニスト、親戚がトランぺッターで、両親も音楽をやっていました。子供向けの音楽番組を観ながら一緒に歌ったり、母に歌を作ってあげたり、幼稚園の劇とかでは自分から立候補して、ソロで歌ったりもしていました。子供の頃からTOTO(アメリカのロックバンド)の『Stop Loving You』が大好きで、家族でおでかけする時に、車の中でよく聴いていました」

――ピアノを習っていたそうですが…?

「小1から中3ぐらいまでガッツリ習っていて、学校の音楽会の時はピアノ伴奏をしていました」

――ギターの弾き語りもされていますが、ギターはいつから?

「初めて触ったのは中2ぐらいで、アヴリル・ラヴィーンさんがかっこよくギターを弾く姿に憧れたのがきっかけです。独学だったんですけど、ちゃんと弾けるようになりたいと思って、2年前頃から先生に教えてもらったりして、最近ちょっと褒められるようになってきました」

――初めて買ったCDは?

「アヴリル・ラヴィーンさんの『Goodbye Lullaby』(2011年)というアルバムです。『アリス・イン・ワンダーランド』という映画の主題歌がアヴリル・ラヴィーンさんの『ALICE』という曲だったんですけど、その曲に衝撃を受けて、アルバムを買いました。音楽の道に進みたいと思い始めたのも、アヴリル・ラヴィーンさんがきっかけです。歌詞を全部覚えるぐらい聴き込んでいました」

――他に影響を受けた曲やアーティストは?

「欅坂46さんです。中学生の頃からアイドルに興味を持ち始めて、YouTubeのおすすめに『サイレントマジョリティー』が出てきたんです。MVを見て、私のアイドルのイメージがぶち壊されました。笑わないし、ダンスも独特で、感情を全力で伝えて来るところが好きで、『私も人の心に打てるようなことをしたい』と思いました」

――カラオケでよく歌う曲は?

「カラオケは1人でも友達ともよく行くんですけど、何曲か挙げてもいいですか?(笑)まず、LiSAさんの『炎』です。『鬼滅の刃』の大ファンで、映画も3回ぐらい観に行ったんですけど、煉獄さんを思いながら歌っています。中学生の頃はもうちょっと歌声が高くて、miwaさんに似てると言われることが多かったので、『don’t cry anymore』をよく歌っていました。あと、ZOCさんの『family name』。藍染カレンさんがソロで魂を込めて歌うところが大好きすぎて、私も魂を込めて歌っています!」

■「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」を振り返る
――山崎さんの歌唱力が注目されるきっかけとなった「第3回AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」を振り返りましょう。第1回(2019年1月)の決勝大会では4位でした。

「自分で歌が上手いと思ったことがなくて、決勝まで進んだのも運がよかったと思っていて、ただ歌いに来たぐらいの自覚がない状態で出てしまったんですけど、まさかの4位をいただいて。悔しいというより、『私が4位でいいのかな?』という気持ちでした」

――第2回(2019年10月)では惜しくも2位でした。

「1位を獲りたかったです。2位って1番悔しいじゃないですか。でも、今までの練習や歌い方を見直すきっかけにもなりましたし、いろんな方にお話を聞いて、自分の足りないところもわかりました。いい経験だったと思います」

――ステージ上では笑顔で「めっちゃ悔しいです。1位がよかったです」とコメントしていましたが、舞台裏では悔し涙を流していたそうですね。

「ステージ上は大丈夫だったんですけど、ハケると安心して、つい…」

――MISIAさんの『Everything』を歌った後、審査員であるゴスペラーズの黒沢薫さんが「サビの持ち上げ方が素晴らしかった」と。

「この曲はAメロがすごく低くて、サビが高いので、サビに向けてその高低差をどう持っていくかが課題でした。そこを重点的に練習していたので、黒沢さんに褒めていただけてうれしかったです」

――第3回(2020年12月)では審査員特別賞を受賞しました。

「4位、2位と来て、1位しかない!というプレッシャーを自分でかけてしまって。歌った時も力んでしまったので、ファイナル進出は難しいなと思っていたら、名前を呼ばれてびっくりしました」

――選出理由として、黒沢さんは「高音の圧倒的な存在感がいい」と。

「私の持ち味、強みはハイトーンボイスだと思うので、評価していただけてうれしかったですし、低音域と中音域でももっと存在感を出せるようにがんばりたいです」

――第3回の「ファイナリストLIVE」(2021年3月)で、ファイナリスト9人のオリジナル曲『はじまりの唄』を初披露しました。

「みんなで何度も練習して、本番では1番いいものを披露できたかなと思います」

――黒沢さんも「9人のシンガーがここにいました」と絶賛されていましたね。ファイナリストLIVEではソロで歌う機会が多いですが、NMB48でのライブとはまったく違いますか?

「違いますね。NMB48のライブは、みんなで合わせるところはちゃんと合わせることが重要なんですけど、ファイナリストLIVEはどれだけ自分を出せるかが勝負で、広い会場の奥のほうまで届けることを意識しています」

■『はじまりの唄』はゴスペラーズの黒沢薫が楽曲提供!
――『はじまりの唄』が6月30日に発売されますが、「Nona Diamonds」というユニット名を聞いた時の感想は?

「『ダイヤモンド!?キラキラした名前やなぁ…Nonaって何?』と思いました(笑)」(Nonaはラテン語で「9」)

――『はじまりの唄』はゴスペラーズの黒沢さんが9人のために書き下ろした、壮大なバラードですね。初めて聴いた時の感想は?

「メロディーもハモリもすごくきれいで、私たちにグサッと刺さる歌詞を書いてくださって、歌割りもその人に合っていて、『本当に素晴らしい曲をいただけたなぁ』と感動して泣きそうになりました」

――この曲の聴きどころは?

「みんなでハモッている歌い出しから引き込まれると思います。私と三村妃乃(NGT48)ちゃんの歌割りがあるんですけど、“この手に届かないものがある”という歌詞が、第2回大会で私が2位、妃乃ちゃんが3位だった時の悔しさを表していて、エモいです。あと、2番のサビで私が主旋律を歌うパートをいただいたんですけど、黒沢さんが『高いところを任せたから。余裕で出ると思うから、何も気負わずに歌って』と言ってくださって、すごくうれしかったです」

――レコーディングはいかがでしたか?

「10時間ぐらいかけてレコーディングしたのが初めての経験で、黒沢さんから歌い方、息の使い方も教わりましたし、納得がいくまで何度も録り直しました」

――MVの見どころは?

「歌が引き立つように、シンプルで爽やかな雰囲気のMVになっています。ファイナリストLIVEの映像も含まれていて、ライブの臨場感も味わえるので、何回見ても飽きないと思います!」

――他の8人のメンバーとは仲良くなりましたか?

「8人ともけっこう話しますね。古畑奈和(SKE48)さんとは今回初めてお会いしたので、緊張したんですけど、めちゃくちゃフレンドリーな方でした。矢野帆夏(STU48)さんとは個人でLINEするぐらい仲が良いです。他愛のない会話なんですけどね(笑)」

――「第4回AKB48グループNo.1決定戦」が開催されたら、出場しますか?

「出ます!第3回で審査員特別賞をいただいて、もういいかなと思ったこともあったんですけど、やっぱり出たいです!」

――最後に、今後の抱負を聞かせてください。

「NMB48を歌で引っ張っていけるようにがんばりたいですし、歌唱力No.1決定戦で1位を獲って、『365日の紙飛行機』をセンターで歌いたいです!Nona Diamondsとしての活動も全国に、世界中に広げていきたいです。私たちの歌声をたくさんの方に聴いていただけるようしたいと思います!」

彼女がアヴリル・ラヴィーンや欅坂46の曲に衝撃を受けたように、『はじまりの唄』も聴く者の心を揺さぶる珠玉のバラード。国境を越えて、その歌声が響き渡りますように。そしていつか山崎亜美瑠の、各メンバーのソロバージョンも聴いてみたい!

取材・文・写真=ポッター平井

<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドル・サポーター。