八芳園(東京・白金台)では2023年4月9日(日)まで「TOKYO SAKURA GARDEN SPRING FESTIVAL 2023」を開催中。庭園での桜観賞や施設内のレストランで春メニューが味わえる。さらに週末限定にライトアップとともに楽しめる「白金横丁」も開催している。

■今年の春のコンセプトは「春、灯る」
八芳園の庭園には約80本の桜があり、隠れた花見スポットとしても人気。日中は、都心にいながら緑の中に映える桜の花を体感することができる。最寄り駅からも程近い立地でありながら都会の喧騒を忘れて過ごせる貴重な場所だ。

夜になると鮮やかなピンク色のライトが庭園内を照らし、幻想的な雰囲気に一変。日没から21:00までの限られた時間だけ楽しむことができ、昼間とは違った桜の美しさを体験できる。

そんな限られた桜シーズンの週末限定で17:00〜20:30 (LO20:15)まで開催されるのが「白金横丁」。ライトアップイベントの新たなグルメスポットとして今年の1月誕生した。春らしいピンク色の花見だんごや、桜をイメージしたオリジナルカクテルなどが楽しめる。

一番のおすすめは桜の花をあしらった日本酒ベースの「オリジナルSAKURAカクテル」(1000円)。春を感じさせてくれる桜色のカクテルは週末の癒やしにも。ほんのり香る桜が鼻に抜けてお花見気分を盛り上げてくれる。アルコールが苦手な人にはノンアルコールもリクエストできる。

花より団子という人には、「SAKURA団子」(500円)がおすすめ。桜あんをのせたかわいい花見団子で桜を見ながら食べるのにぴったり。和菓子は素材や見た目から季節を感じさせてくれるが、桜の下で食べるとさらに気分が上がる。

もう少しおなかを満たしたいというなら、紅白ならぬピンクと白の肉まんをぜひ。白い肉まんは「筍とたまねぎの肉まん」で、ピンクは「ザーサイときのこの肉まん」。ピンクも白も桜の花の色。お花見のお供にぴったりだ。

ほかにも、八芳園内レストラン「スラッシュカフェ」では、予約制で「桜特別コース」を提供。乾杯シャンパン付きのランチコース(3品6600円)、ティータイムに楽しめるケーキセット(3300円)、乾杯シャンパンに肉料理も魚料理も楽しめるディナーコース(4品8800円)を提供。また、「壺中庵」でも、桜カクテル1ドリンク付きの「SAKURA特別会席」(3万3000円)を用意。庭園の景色を眺めながら春の食材をふんだんに使った特別なメニューが味わえる。

桜のシーズンは短い。八芳園では早咲き遅咲きを含め5種の桜が順々に咲き誇り、まだまだその姿を楽しむことができる。また、ライトアップはほかでは体験できない空間。ぜひ日本庭園で桜やライトアップを楽しもう。

※「壺中庵」は2名〜で、7日前までに要予約。別途個室料、サービス料15％が必要
※それ以外の価格はすべて税・サービス料込み
※新型コロナウイルス(COVID−19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。