ミヤコとイチヤの何気ない日常を描く夫婦漫画や、二人のサラリーマンのゆるーい掛け合いにほっこりする「ゆるリーマンまんが」など、オリジナル漫画をTwitterやInstagramで投稿しているイラストレーター・くゑさん(@ku_wye)。今回はくゑさんにインタビューし、反響があった作品や印象に残っている話について聞いてみた。

■尊すぎる夫婦は誕生日も盛大に!?
2009年から別名義でイラストレーターとして活動しているくゑさん。ビジネスやライフスタイル、歴史、子育てなど、さまざまなジャンルのイラストやキャラクター制作、短編漫画制作などの仕事をしながら、SNSに1〜10Pほどのオリジナル漫画の投稿も続けている。

投稿している作品の中でも人気なのが、「妻と夫」シリーズ。妻・ミヤコのことが好きすぎる夫・イチヤの言動がいちいち紳士的で、「素敵な夫婦!」と読者からも羨望のコメントが多数寄せられている。

反響が大きかったのは「妻の誕生日が待ちきれない」。ミヤコの誕生日、三十路のミヤコ自身はささやかにお祝いしようと思いながら会社から帰宅すると、そこには企画書を手に待ち構えるイチヤが。その企画書は、もちろんミヤコの誕生日を祝うもの。ただ、1日だけではイチヤの気は納まらず、生誕月として1カ月まるまる祝おうとしているのだ。

誕生日の週はお祭り週間でミヤコが快適に過ごせるように努め、パーティーは前夜祭と後夜祭を用意するなど、これでもかというぐらい盛大に祝おうとするイチヤに、泣きながら感動するミヤコ。大人になってからは、なんとなく自分の誕生日を祝うのが億劫になりがちだが、ここまで気合いの入ったお祝いをしてもらえると「あ〜生まれてきて、頑張ってきてよかった!」と思えそうだ。

■上司のギャップに悶絶する部下、その二人に萌える読者
もう一つのシリーズもの「ゆるリーマンまんが」は、くゑさんもお気に入りで「見た目はちょっと厳しそうな上司の意外すぎるキュートな部分に萌えます」と話す。

「上司のリクエスト」では、「黄色いつぶつぶがついてるやつ(ドーナツ)食いたいから追加でよろしく」という上司の“黄色いつぶつぶ”にツボる部下。「オンライン会議」では、真面目な顔で話しながらもめっちゃ猫を撫でている上司に悶絶する部下。

どちらも短編ながら、キュン要素がギュッと詰まった上司と部下の掛け合いに、「かわいい…」「私も黄色いつぶつぶ言います」など萌える読者が続出した。

「もともと『妻と夫』も『ゆるリーマンまんが』もシリーズにする予定はなく、練習として短い話をアップしたところビギナーズラック的に反応をもらえたので、特にストーリーはなくネタを思いついたら描いてアップしています。今のかたちも継続しつつ、新たに少し長めの話も描いてみたいです」とくゑさん。

TwitterやInstagramでは、他にもいろんなミヤコとイチヤ、上司と部下が見られるので要チェック。萌え要素たっぷりの作品に癒されるはず。

取材・文=重藤歩美(ウォーカープラス編集部)