夏休みのひととき、ウォーカープラスで話題となった人間の価値観を描いた作品を紹介しよう!事故現場の道端に花や飲み物、食べ物などが手向けてある。この弔い方について賛否意見があるのをご存知だろうか?今回は、献花問題を描いた森本大百科さんの(@mdaihyakka)さんの「価値観」を紹介する。


事故現場に花束を置くと道路を汚したり、セロファンが飛ぶとバイクや車が滑って危ない。お供物にはカラスや動物が食い漁ると言う意見がある。しかし、反対に事故現場がわかることでドライバーへの警鐘になっているという意見もある。どちらにしても、放置された供物は誰かが片付けなければならないのが本作の注目ポイントだ。

■時代性のある作品を没入感のあるタッチで描く
森本大百科さんは、現在大阪よしもとで活動中のピン芸人。「入ってはいけない研究室」やYouTubeで「ちゃうねん、コントやねん」を配信している。以前は漫画「カバチタレ!」東風孝広先生のアシスタント経験もあり、お笑い芸人にとどまらず多方面で活躍中!本作は「世にも奇妙な物語×少年ジャンプ+」の企画で最終候補にも選考された。

ウォーカープラスでは、実体験をもとにSNSの誹謗中傷を描いた「炎上」や宅配業者の訪問という恐怖を描いた「留守番電話」などゾッとする作品を多く紹介してきた。いずれも背筋が冷たくなる物語だ。



■置いた供養花は一体誰が片付けるのか?
自分の不注意で事故に合った飼い犬のために、供養花を置きにきた女性。通りがかりの老人に温かい言葉をかけられ、女性は飼い犬を自分のせいで失ってしまった罪悪感が拭われる気がした。

しかし、その場を立ち去ろうとすると老人は置いた供養花を「片付けないんですか?」と言う。「今、この世界であなた以外にはその花に価値なんてないんですよ」と、やや強い言葉で女性に詰め寄る。

「自分の土地でもない場所にモノを放置していくな」など、さっきまで温かい言葉をくれたとは思えない塩対応ぶりに女性も困惑する。

「お供え物をするくらいいいじゃない!」と言い張る女性と「勝手にモノを放置するな」と言う老人。どちらも自分の価値観で話しているため、平行線のままだ。立場が変わると意見も変わると言う社会問題を定義する漫画は、Twitterでも「これは考えさせられる」と深いコメントが集まっている。


画像提供:森本大百科(@mdaihyakka)