現在2人の子供を育てながらSNSやブログにて漫画を投稿している母・ぽちまる (@pochimaru877)さん。ポップな雰囲気の育児漫画が注目を集め、子育て世代が育児について共感できる作品ばかりだ。今回は、ぽちまるさんの実体験に基づく漫画「真夜中に鳴る時計(1)〜(4)」を紹介するとともに、本作に登場する時計などについて詳しく聞いた。



今から約20年前、お父さんが会社から大きなキャラクターの時計をもらってきたことがある。そのかわいさに思わず釘付けになる小学生のぽちまるさん。お姉さんがその時計をいらないと言ったので、運よくぽちまるさんがもらえることに。

普段はお姉さんと喧嘩になることが多いが、この日ばかりは欲しいものが手に入ってうれしそうな様子のぽちまるさん。

その後、数年の間はその時計を使っていたが、ある日お母さんから「大きくなったんだし、もう少しいい時計を使いなよ。買ってあげるから」と言われたので、新しい時計を買ってもらうことに。その後、キャラクターの時計はクローゼットで大切に保管されていた。

それから1〜2年が経ったある日の深夜、「トゥートゥー」という音で目覚めるぽちまるさん。なんだか聞き覚えるある音だなあと思い、ふとあの時計の存在を思い出す。

クローゼットを開けてみると、案の定数年前まで使っていたキャラクターの時計だ。「えー?なんで突然?壊れてるのかな?」と言いながらその時計を持ち上げてみると、ぽちまるさんはある衝撃的な事実に気付いてしまうのであった…。

暫く使っていなかった時計が、深夜に突然鳴り出すという怖い現象。果たして、ぽちまるさんはどんなことに気付いたのか今後の展開が気になるところだ!

SNSやブログでさまざまなエッセイ漫画を投稿しているぽちまるさん。今回は、本作に登場したキャラクターの時計などについてインタビューした。

――本作に登場した目覚まし時計ですが、実際の使い心地はいかがでしたか?

「初めは気に入って使ってましたが、とにかく音がうるさくて…。数年後の新しいシンプルな物を買ってもらうタイミングで、この目覚まし時計は一旦お役御免となりました」

――この時はすんなり時計をもらえたようですが、当時はお姉さんと喧嘩することが多かったのですか?

「姉と取り合いになるかと思いきや、意外なことに譲ってもらえました!2人姉妹なので、こういう時は取り合いすることが多く、大抵私が負けていました。当時は本当に気分がルンルンであの時計を使っていたと思います」



取材協力:ぽちまる(@pochimaru877)