TwitterやInstagramなどで、日雇い漫画など日常の風景を発信している柿ノ種まきこさん(@kakinotane_m)。2023年3月には初の著書となる「アラフォーまきこのごゆるり家事」を上梓して話題を呼んでいる。

どこか丁寧な雰囲気も感じる柿ノ種さんの作品の一部を、本人のコメントと共にお届けする。今回は「ながら美容」について。炊事をしながら、まさかの美肌効果まで求めてしまうという楽しいお話です。

今回は脳内エステティシャンが登場しました。料理の合間の美容タイムは、一人暮らしをして自炊をするようになってから、味噌汁の湯気や炊飯器の湯気を「成分的に絶対肌にいいはず」と思い込み、意識的に浴びるようになったことがきっかけです。スチーム美容器やエステは高いですからね。私には敷居が高すぎて、この年まで無縁できてしまいました。結婚してからも家事の合間に湯気を浴びて、「あぁ癒やされる〜」とリフレッシュしています。

効果のほどはわかりませんが…。私はあんまり肌荒れやニキビで悩むことはありません。朝ごはんの時に湯気を浴びると、一日の始まりにお肌が潤う感じがして気分がいいです。何事も思い込むことが大切だと思うので、「美容効果がある」と思い込んでやっています。

「ながら美容」のほかにも、私はいろんなことを同時にこなせると喜びを感じるタイプなので、なんでも「ながら」でやりがちです。3つ以上のことを同時にできると最高です。「洗濯を回し」ながら、「圧力鍋でスープを煮込み」、待ち時間で「トイレを掃除」するなど普段からいろいろと同時進行でしています。

放っておける調理家電を活用したり、家庭用洗剤も吹きかけて時間を置き洗い流すタイプなどを使っています。子供と遊ぶときも自分の運動を兼ねて体を意識的に動かしています。