寺田倉庫株式会社が運営するアートギャラリーカフェ「WHAT CAFE(ワットカフェ)」は、2024年6月5日(水)から16日(日)までの期間、株式会社TSIが展開するアパレルブランド「JILL STUART(ジル スチュアート)」の協力のもと、アートとアパレルが融合した展示会を開催する。

この展示会の見どころなどを、担当者に聞いてみた。

ーー今回の展示会の意図や狙い、ターゲットは?
「より多くの方にアートを届け、生活を豊かに」という思いから、WHAT CAFEでは「ART is…」を企画展コンセプトに、「アートとは」を見つめ直し、新たな発見や自分自身の「好き」を生み出していただける空間として、さまざまなアーティストの作品を展示販売しています。またJILL STUARTは、「今日よりも華やかな明日のために」をブランドパーパスに掲げ、多彩なコラボレーションを通じて豊かな体験を提供し、顧客の人生をより自分らしく、楽しく豊かで意義あるものにすることを目指した取り組みを行っています。

そんな両社の顧客への体験価値に込める想いが共感したことから、2023年11月に第一弾の企画として、JILL STUART協力のもとアートとアパレルを融合させた展示を実施しました。アートとアパレルの両面からそれぞれの魅力の発信や、新たな体験を提供する場として好評を博したことから、このたび第二弾の開催が決定しました。

ーー今回の展示会のイチオシ、目玉となるものは?
JILL STUARTとオリジナルアートアイテムを共同開発した気鋭の女性アーティスト、御村紗也と仲衿香による、コラボレーションアイテムのために書き下ろした原画作品が販売されます。またJILL STUARTの2024シーズンコンセプトである「Multifaceted gem」を再解釈した14人の若手アーティストによる作品も展示販売します。

■展示会概要
WHAT CAFEの出展アーティストであり、今回JILL STUARTとコラボレーションしたオリジナルアートアイテムを共同開発した御村紗也さんと仲衿香さんを中心に、JILL STUARTの2024シーズンコンセプト「Multifaceted gem」を再解釈した14人の若手アーティストによる作品を展示販売。

コラボレーションアイテムのために書き下ろした原画や、オリジナルアートアイテムも展示販売され、アートとアパレルが融合する展示空間を体感できる。なお会期中は、「耳で聴く美術館avi」をナビゲーターとした無料の音声ガイドも。

■コラボレーションの詳細
御村紗也さんの作品をテキスタイルデザインに落とし込んだワンピースやスカート、トートバッグ、仲衿香さんの作品をプリントしたTシャツやトートバッグなど、計6型のオリジナルアートアイテムを展開。本コラボレーションのために書き下ろされた原画作品も、あわせて展示販売される。

コラボレーションしたオリジナルアートアイテムは、WHAT CAFEや全国のJILL STUARTの店頭および公式サイトにて、2024年6月5日(水)より販売が開始される。
■JILL STUARTシーズンコンセプトについて
2024 SSのシーズンコンセプトは「Multifaceted gem」。

多面的な魅力、年齢を重ねながら変わる価値観。変わらないこだわり。自分らしさと、憧れ。揺れ動く気持ちを大切に、ファッションを通して日常を彩る。繊細さと大胆さ、優しさと強さ。

■WHAT CAFEについて
日本のアート業界の未来を担うアーティストによる現代アート作品を展示・販売する施設。800平方メートルもの広々とした空間と明るさが特長で、会期ごとにすべての作品を入れ替えることで数多くのアーティストに作品披露、販売の機会を創出。来訪者には常に新しいアートと出合える場を提供している。

さらに展示内容と連動したワークショップやイベント、アートファン同士の交流会などを開催。アートを五感で楽しみ体験できる空間となっている。また、カフェスペースでは、アートに囲まれながら食事や飲み物を楽しむことができる。

2022年8月からは、WHAT CAFEを訪れる人が自身の「アートとは」を見つめ直し、新たな発見を生み出せる空間を提供したいという想いから、「ART is…」というコンセプトで企画展を展開している。