■前回のあらすじ
新しい家電を買ってもらえないだけじゃなく、掃除機が壊れたら買い替えもさせてもらえないかもと危機感を募らせる菜穂。話し合ってみると、夫の本音が「主婦が楽をするのが嫌」ということがわかり、ますます絶望するのだったが…。






夫がどれだけお義母さんに幻想を抱いていたのか、今回の一件でよく分かりました。
結局、お義母さんは口うるさいお義父さんに文句を言わせないために完璧に家事と育児をこなしていたのです。

義春は、仕事がきついこともあってか、専業主婦の私が羨ましく思えたのかもしれません。でも、自分の役割を一生懸命まっとうしているのはお互いさま。私も今は十分に眠る時間を取れなかったり、家事をうまく回せるスキルはないけれど、少しずつうまくこなせるようになって、働きに出たいと思っています。

義春にはこの日をきっかけに、これからは心を入れ替えて、おかしな理想像を押しつけないでほしいと伝えました。息子の将来のためにも――。

※この漫画は実話を元に編集しています

(フィクション・スタジオ)