優しい夫と息子との幸せな生活が始まったと思ったのに…。まさか義母の「母性神話への強いこだわり」に悩まされることになるとは…!

高野美鈴さんは、夫の直人さんと8ヶ月の息子・侑吾くんとの3人家族。直人さんは育休もとり積極的に育児を行い産後の美鈴さんをフルサポート。そのおかげで夫婦仲も良好で美鈴さんは大きなストレスを抱えずに過ごしてきました。しかし…義母のエリさんは、そんな夫婦の様子に納得がいかないよう。育児は母親が関わってこそ!という「母性神話」への固定観念を夫婦に押し付けます。さらに直人さんの育児参加を制限するような言動が増え…。

義母の「よかれと思って」はどんどんエスカレートしていき、仕事をやめることまでも勧めてきます。美鈴さんはどんどん侑吾くんと自分の関わり合いに自信が持てなくなっていき…。果たして義母と美鈴さんは分かりあうことができるのでしょうか?
■前回のあらすじ
義母とショッピングモールに行った美鈴・夫の直人・息子の侑吾、そして義母。抱っこもおむつ替えも、夫がやると何かと納得していない顔をする義母が気になる美鈴。きっと義母なりのこだわりがあり暴走してしまっているんだろうと思い、軽く流そうと思っていたが…。





仕事には復帰予定ですが、もちろん侑吾を小さいうちから保育園に預けることへの罪悪感はあります。

でも、私は今の仕事が大好きだし、私1人で侑吾を見るよりも保育園でたくさんの刺激を受けながら楽しく過ごすのはいいことだと思っています。経済的な面だって、今後の侑吾の教育を考えると裕福とは言えないし、直人に何かあったときのためにも仕事は続けた方がいいと感じていました。

自分の中で整理できていたはずなのに…「小さいうちは母親と一緒にいた方がいい」と義母に面と向かって言われると、自分の決意が揺らいでしまうのでした…。



※この漫画は実話を元に編集しています

(フィクション・スタジオ)