■これまでのあらすじ
子どものころからの夢だったアバレル業界で働く更紗は副店長にも就き、出産後も同じポジションで頑張っていこうとしていた。ところが夫は決められた家事育児分担をほとんどしてくれず、それどころか勝手に出張を決めてきて、更紗の予定をないがしろにするのであった…。






森さんやお店のスタッフたちから見て、私はよほど疲れているように映っていたのでしょう。
実際、育児に家事に仕事に、目が回るほど忙しい毎日でした。睡眠時間が削られていることもあり、前日の疲れが回復しないまま、翌日また蓄積されていく…。
今の私がどれだけ頑張っても周囲に迷惑をかけてしまうことはわかっていましたが、副店長からの降格は…やはりショックでした。

それなのに、夫は「良かったじゃん」と私の降格を喜んでいました。
最近の私がピリピリしている? ワンオペ状態ですべてやっていれば、余裕がないのは当然です。
俺の気持ちをわかってない? そういうことは家族としてやるべきことをやってから言ってほしい。

お金を稼ぐことだけが大黒柱の役目なんでしょうか…?



※この漫画は実話を元に編集しています
脚本:日野光里、イラスト:オニハハ。
(フィクション・スタジオ)