■前回のあらすじ
「結婚するなら家事もしてくれる人」と決めていた主人公・ライコミ。物腰が柔らかく、さらに家事もこなすカズヒコに惹かれた彼女は、カズヒコと家事分担を前提に結婚。約束通り、家事をこなす夫のとの幸せな結婚生活がスタートします。しかし仕事が忙しくなったライコミは、その日バタバタと帰宅し、急いで料理に取り掛かることに。すると廊下に置きっぱなしにした荷物をめぐって夫から注意を受けたことをきっかけに、ダメ出しされるように。いよいよなすすべなくどうすれば満足なのかと問い詰めると「全ての荷物を片手に持てばいい」と言い放つカズヒコ。あまりの無茶振りに、それならば手を貸してほしい伝えてもカズヒコはライコミを無責任と責めるのでした。結局夫に理解してもらうことも、手を貸してもらうことも叶わず反論することを諦めたライコミは、さらなる要求を突きつけられ…。

■口は出すが絶対に手を貸さない夫





■夫のルールに従っているのに…

夫のダメ出しはエスカレートし、週末の掃除にまで及ぶことに。ダイニングの椅子を上げて掃除機をかけなければならないというルールをめぐって、またもや妻を批判。

しかし夫の身勝手なルールに従ったとしても、一方的にダメ出しされるばかり。

こだわりを押し付け、口は出すが絶対に手を貸さない夫に、ライコミはついに心が折れてしまうのでした。


(新垣 ライ子)