仕事や育児などワーキングマザーだからこその悩みを抱え、日々葛藤して過ごしているママたち。本企画では、そんなワーママたちの悩みに「ちゃんとしなきゃから卒業」を提唱している小田桐あさぎさんからQ&A形式で、愛ある回答をお届けします。

Q. 上司の言葉に、うまく切り返すにはどうしたらよい?

「役職者は送別会に出ないと」

……私が終業後の会合を断ったときの上司の言葉です。

共働きに対する理解もなく、「働く妻の夫はかわいそうだ」と何度も言われて、もううんざり。

うまい切り返しはないでしょうか。

A. 戦わずして勝つために、上司に味方になってもらいましょう

「うまい切り返し」を考えてしまうというのは、ご自分からその上司との戦いに挑んでいるようなものです。仮にここで、上司のことを「ギャフン」と言わせたとしても、相手はそれで納得することはなく、さらなる嫌味や攻撃をしてくるだけで、事態は一向によくはならないと思います。

私は、質問者さまがすべきことは、相手を黙らせることではなく、この上司に相談し、味方になってもらうことではないかと思います。

たとえば、次に「働く妻の夫はかわいそうだ」と言われた場合には、神妙な顔つきで「上司さんの言うことは、もっともだと思います。最近、そのことで真剣に悩んでいるんです。やはり私は仕事をやめて専業主婦になったほうがよいのでしょうか。でも上司さんの時代とは違って、今の時代は夫の稼ぎだけでは、今の生活は維持できなくて……引っ越しなども必要です。でもそのほうがやはり夫は幸せなのでしょうか……上長などにも相談してみようかと思っていて……」などと伝えてみるのです。

実際のところ、上司はおそらく本気で質問者さまが仕事をやめて家庭に入るべきなどとは思っておらず、ただ自分の言うことを聞かせたいというか、尊敬させたいなどと思っているだけなので、こんな風に伝えたら焦って「いや、そんなことはないと思うよ、ほら、今は時代も違うしね」などと言うはずです。

人は、自分のことを頼ってくる相手に対して、無碍に扱うことはできないものです。せっかくの上司なのですから、たくさん頼って、たくさん甘えて、思い通りに動かしましょう。これぞ孫子の名言「戦わずして勝つ」です。

回答者プロフィール

専門家 小田桐あさぎ 株式会社アドラブル代表
1983年札幌生まれ。婚活中に理想の男性リストを作成し100%合致した夫と出会って2週間で結婚。第1子の妊娠中に、自分らしく仕事と家庭を両立したいと考えブログを開設。独自の恋愛・家庭・仕事論が好評となり月間40万PVの人気ブログへ。コンサル依頼が殺到し育児休暇中に起業。「誰もが自分全開で思い通りに生きる世界」を実現すべく「魅力覚醒プログラム」を開発・提供、5年間で450名以上の女性が受講。主宰するLIVEコミュニティは4000人を突破。著書に「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」「嫌なこと全部やめたらすごかった」がある。「VERY」「Oggi」などメディア掲載多数、現在は「All About」「Saita」にてコラム連載中。
現在『「私、ちゃんとしなきゃから卒業する本」ちゃん卒グループ』
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