四児の母でタレントの辻希美さんが、YouTubeで中学2年生の長男の言動にモヤモヤしていると明かしました。

■「誰と遊んでるの?」「言ってもわからないじゃん」

辻さんは2007年に俳優の杉浦太陽さんと結婚し、現在高校生2年生の長女・希空(のあ)さん、中学2年生の長男・青空(せいあ)くん、小学生の次男・昊空(そら)くん、保育園に通う三男・幸空(こあ)くんの四児の母です。

いつも明るく元気な辻さんですが、この日の動画を撮影したタイミングは生理前で、お腹の痛みやむくみ、感情の不安定さなどがひどく、絶不調。こんなときは「食べたいものを食べる」と、デリバリーしたタコライスを食べながらトークしました。

このところ辻さんは、中学2年生の長男の友人関係が把握できず、モヤモヤしているそう。中学生になってから長男の交友関係が広がったことから、辻さんが「誰と遊んでるの?」と聞いても「言ってもわからないじゃん」。反抗期はいったん落ち着いたという長男ですが、辻さんは「どこまで入り込んでいいのか」と悩んでいるといいます。どうしても長男の交友関係や遊び方が「気になっちゃって」モヤモヤが溜まっているよう。

■「中学生が1番難しい」

(※画像は辻希美さんオフィシャルブログより)

現在高校生の長女が中学生のときにも同じような状態になっていたそうで、長女の言動から「これ嘘ついてるな」と、尾行したこともあるとか。ただ、長女の交友関係はある程度把握できていた一方で、長男に関してはわからない部分が多いことから「悪さしてないか?」と疑ってしまう気持ちと「信じてあげたい気持ち」で揺れているといいます。

そうした状況から、今まで子育てしてきて「中学生が1番難しい」と感じているという辻さん。いずれ三男が中学生になると同じようなことが起きるのではと、今から不安を募らせているようです。それぞれの子どもたちで違った難しさがありそうですよね。

ちなみに長男は外出中、なかなか連絡がつかないことも多く、急に帰ってきて「ごはん!」と言われることも。辻さんが「もう知らないよ!」と突き放すと、長男が自分でカップラーメンを作って食べたりするそうですが、それはそれで辻さんは「自分の罪悪感になっちゃう」。

長男に対して「しつこく(誰と何をしているのか)聞いていいのか?」「放っておいていいのか?」と迷いつつも、以前しつこく聞きすぎてLINEをブロックされたことがあるため、ふたたびそうなることは避けたいといいます。

「『悩みがなさそう』って言われるけど、常に悩んでいる」という辻さん。子どもたちのことはもちろん、自分のことでも悩みは尽きないと明かしていました。

■年頃の子の扱いは難しいもの

我が子が思春期に差し掛かり、性別を問わず扱いの難しさを感じる保護者は少なくないものです。心配であるがゆえに、あらゆる行動についつい口を出したくなることもあるかもしれませんが、この頃に経験する失敗は「必要な失敗」であると考えましょう。子どもの責任だと割り切り、適度な距離を置くことが大切です。

また、子どもがあまりにも理不尽な態度を取る場合、否定的な声がけをしてしまいたくなるかもしれません。しかし、否定的な声がけばかりしていると、自己肯定感が低下し、ますます反抗的になってしまいます。「あなたなりにいろいろ考えてるんだよね」などできるだけ肯定的な言葉がけをすることで、自信がつき、親を信頼してくれることにもつながります。

ただし、してはいけないことをしたらきちんと叱ることが大切です。場合によっては、人を傷つけることやお金を盗むことなど、してはいけないこともする可能性があるため、そのときは毅然とダメなものはダメだと叱ってあげることが必要です。

適度な距離を置くときも叱るときも、愛情をもって接していきましょう。

(マイナビ子育て編集部)

参照:

反抗期の息子に困る親が知っておきたい3つの対処|余計ひどくなるNGな対応【心理カウンセラー解説】