ホン・サンス監督の新作「In Our Day」が、仏「カンヌ国際映画祭」を通して初めて公開された。

 ホン監督は、恋人で女優のキム・ミニに代わり、俳優キ・ジュボンと共に映画祭の現場を訪れて注目を浴びた。

 ホン監督の長編30作品目となる「In Our Day」は25日(現地時間)夜、カンヌでプレミア上映会の中で公開された。

 「In Our Day」は、今回の映画祭で監督週間の閉幕作品として選定。上映会の場に姿を見せたホン監督は、恋人で女優のキム・ミニに代わって俳優キ・ジュボンと共に出席。2人は登壇し、観客にあいさつした後、映画を簡単に紹介した。

 ホン監督にとってカンヌ招待は、今回が12回目となる。

 一方、「In Our Day」では、キム・ミニが制作室長ではなく、本業である女優として参加。また、俳優キ・ジュボン、ソン・ソンミ、パク・ミソ、ハ・ソングクらが出演した。キム・ミニは同作品で主演を務めたが、映画祭の現場には姿を見せず、その背景に関心が集まっている。

 なお、ホン監督とキム・ミニは、映画「夜の浜辺でひとり」の公開当時、メディア試写会を通して「不倫関係」であることを認めて、その後も公開恋愛を続けている。