※あらすじ・ネタバレになる内容が含まれています。

中華ドラマ「伝家」10話では、易鐘霊に信用されていないことを自覚してしまう席維安の様子が描かれた。

 唐家から婚姻を迫られている易興華(イー・シンホワ)は、易鍾秀(イー・ジョンシウ)と唐鳳梧(タン・フォンウー)の結婚話を進めるために、易鐘霊(イー・ジョンリン)に準備をさせることにした。しかし、黄瑩如(ホワン・インルー)は唐鳳梧(タン・フォンウー)が易鍾秀を好きであるかどうか分からず、婚姻を渋るのだった。そんな母親に対して易鍾秀は自分が唐鳳梧を気に入り、結婚したいと考えていると自分の気持ちを正直に述べたのだった。

 アンティーク絵画の表装を依頼するために出かけた易鐘霊だったが、元婚約者の汪劍池(ワン・ジエンチー)に遭遇する。汪劍池は易鐘霊の持っていた絵画を奪ってしまうのだった。一方、席維安(シー・ウェイアン)は易鐘霊がまだ帰宅していないことを心配していた。すると席維安の部下が汪劍池と易鐘霊が一緒にいることを報告しにやってきた。その報告を聞いた席維安は急いで飛び出して行ったのだった。

 2人のいる喫茶店にやってきた席維安は汪劍池に何をやっているのか尋ねた。おおごとにしたくなかった易鐘霊はずっと席維安を引き止めていたが、席維安はそんな易鐘霊を連れて家まで帰ったのだった。易鐘霊は席維安に対して汪劍池とはただの友達だと話した。しかし、席維安は当時から易鐘霊が汪劍池との婚約を破棄するために手を打ったのではないかと疑っていることを知っていた。易鐘霊が席維安に対して、もし汪劍池を殺したいのならば先に自分を殺してからにして欲しいと言った。その話を聞いた席維安は、易鐘霊がいまだに自分を信じてくれていないことを知ってしまうのだった。